新型クラウンは2018年夏に発売!フルモデルチェンジ最新情報まとめ!

新型クラウン
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日本車の高級車の代名詞と言える存在のトヨタのクラウンが2018年にフルモデルチェンジを行うようです。

1955年に初代がデビューしてからモデルチェンジを重ねており、2017年時点では14代目!というロングセラー車種。

そして2018年には15代目へと進化を続けていきます!

今回は日本が誇る高級車セダン『クラウン」の15代目モデルの最新情報についてまとめていきます。

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2016年10月6日

15代目の新型クラウン!次期モデル情報まとめ

コンセプトモデル

※2017/10/28追記:東京モーターショー2017で次期モデルの原型となる「CROWN Conept」が発表されました。

まだコンセプトモデルだそうですが、奇抜さは無くほぼ市販化できそうなデザインにまとめられています。

クラウンコンセプト

アウディやレクサスのように大型フロントグリルを採用。

グリルにはRSというバッジが付いておりグレードを表すものと予想されます。

クラウンコンセプトの真正面

真横からだと綺麗なロングノーズショートデッキのクーペスタイルなのが分かります。

クラウンコンセプトのサイドビュー

なんとマフラーは左右2本ずつの計4本!というスポーティー仕様。

RSがスポーツグレードを表すのでしょうか。

クラウンコンセプトの2本出しマフラー

タイヤはブリヂストン製のポテンザ。

タイヤ、ホイールサイズは235/45 R18となっています。

新型クラウンのホイール

デザインの全貌が分かる動画はコチラ!

こちらはトヨタ公式チャンネルによるクラウンコンセプトのプロモーションビデオ。

流れるウインカーことシーケンシャルターンシグナルランプの採用を期待させる動画。

予想デザイン

※2017/10/28追記:こちらの予想デザインはクラウンコンセプト発表以前の情報です。

新型クラウンの予想エクステリアデザイン画像です。

現在14代目のデザインが発表されたときの衝撃と比べると、かなりおとなしめの変化ですね。

大きなフロントグリルから感じるワイド感はクライスラー300Cにも似ています。

新型クラウン2018

リアの形状を見ると輸入車(BMW6シリーズ、メルセデスベンツCLS、アウディA5・A7)のクーペ風セダンのデザインに似ていますね。

THEセダン!だったクラウンも遂にクーペ風の現代デザインになっていくようです!

 

参考までにこちらは中国市場のクラウン。

意外と予想デザインと似ているので、こんな感じで発売される可能性も!?

TRDとモデリスタ

まだデビュー前ですが東京オートサロン2018では早くもTRDとモデリスタが手掛けたカスタムモデルが展示されました。

クラウンコンセプトTRDは艶消しマットブラックのフルラッピング加工が施されており、専用のフロント・サイド・リアの各エアロ、リアウイングが装着。

かなり攻撃的なデザインです。

モデリスタ仕様は白色をベースとしているためTRDよりもおとなしく見えますが同じように各部位に専用エアロパーツを装備。

モデリスタ2018クラウン

インテリアは最新タッチパネル式

現行クラウンもエアコンや車両設定等の操作はタッチパネル式となっていますが、次期モデルでは更に電子化が進められます。

全く車としてのジャンルが違いますが、ランドローバーのレンジローバー・ヴェラールのように大型スクリーンが2つ配置される可能性もあります。

 

攻撃的なエクステリアデザインで注目を集めた14代クラウンですが、インテリアは大人びて高級感あふれるものでした。

15代目でもインテリアは大人しめにまとめてくるのではないでしょうか?

こちらはクラウンコンセプトのインテリア!

エクステリアと同じくそのまま市販化できそうな内装ということで、ほぼ確定なのではないでしょうか?

新型クラウンのインテリア

センターコンソールには2つのディスプレイが装備されており、カーナビシステム・オーディオ・エアコンなどがそれぞれに配置されます。

新型クラウンのカーナビ

ATセレクター・シフトノブ周りのパネルはカーボン調となっています。

ドリンクホルダーは蓋付きですが、そのまま置くことで下に沈んでいくタイプ。

クラウンコンセプトのドリンクホルダー

ドアハンドル部分にはシート調整のメモリースイッチが配置されています。

クラウンコンセプトのドア

リア・後部座席のエアコン吹き出し口部分は現代の車としては地味で風量調整のダイヤルしかついていません。

市販化される際や上級グレードではリアもゾーン式オートエアコンが採用されるのでしょうか?

クラウンコンセプトのリアエアコン

プラットフォームはTNGA

プラットフォームはトヨタの技術を集大成させて作り上げたTNGAが採用されます。

安定性、エンジン、ボディ剛性など車の性能を底上げするプラットフォームです。

「乗り降りや運転のしやすさ」を最優先課題とした上で、「車の低重心化」「各部品の低配置化」「乗車時のベストな姿勢の確保」「流麗なデザイン」など46項目にわたって徹底的に追求し、従来、セグメントごとに設計・開発・製造していたプラットフォームを、複数のプラットフォームに共通したモジュールとして増加させることで、コンポーネントを共有化し、プラットフォームごとの台数を増やすことができるシステムとして開発された。

TNGAが創設された背景には、現在まで膨大な数になったプラットフォームにあった。床の高さやホイールベース・サスペンション形式・駆動方式・ハイブリッドの有無といった違いによって、プラットホームの総数は膨大な数に上る。また、エンジンを見ても10以上の基本形式があり、排気量や各国の規制対応・駆動方式などにより、品番数は3ケタに達し、結果開発費も膨大になった。そこで、「売るためではなく」「お客様のために、お客様目線に立ったクルマを創る」ことの原点に立ち返るべく、開発体制と車づくりの方向性の大改革をオールトヨタ一丸となって取り組むことになった。

出典:wikipedia・TNGA

駆動方式はFRということで、TNGAではありますがプリウスやC-HRのようにFFとは違うので、クラウン用に新開発されたシャーシが採用されます。

ボディサイズ

次期の15代目モデルのボディサイズは公表されていませんが、クラウンコンセプトのサイズは以下のようになっています。

  • 全長×車幅×車高:4910×1800×1455mm
  • ホイールベース:2920mm
  • 乗車定員:5名

これは現行モデルと比較すると全長で+15mm、車幅は変わらず、車高は+5mmとなります。

現行の14代目・S21型・アスリートTのボディサイズ。

  • 全長×車幅×車高:4895×1800×1450mm
  • ホイールベース:2850mm
  • 乗車定員:5名

トランスミッション

トランスミッションは多段式(6~10速)のトルクコンバーター式ATで間違いは無いでしょう。

デュアルクラッチセミオートマシステムを採用するとは考えにくいです。

CVTという可能性は恐らくないと思いますが、、、なんだかんだでCVTのクラウンを敬遠する人は多そうですから、トヨタも選ばないはずです。

新型クラウンのテールランプ

エンジンはダウンサイジングとハイブリッド

クラウンのエンジンといえばV6でしたが、ダウンサイジングターボの性能向上や燃費の問題から15代目では、パワートレインのラインナップから消滅するという情報があります。

高級車で4気筒(。´Д⊂)と悲しがる時代ではありませんし、排気量で車の良し悪しを決める人も減ってきていますからね。

その代わりとして以下の2つがラインナップされるようです。

ダウンサイジングターボ

  • エンジン:直列4気筒+ターボ
  • 総排気量:2000cc
  • 最高出力:235ps
  • 最大トルク:35.7kgm
  • 燃費:14.0km/l

ハイブリッド

  • エンジン:直列4気筒+モーター
  • 総排気量:2500cc
  • 最高出力:178ps
  • 最大トルク:22.5kgm
  • モーター出力:143ps
  • モータートルク;30.6kgm
  • 燃費:25.0km/l

エンジンもTNGA技術から開発されたもので、ダイナミックフォースエンジンと銘打ち、低排気量ながらもV6に匹敵し世界最高クラスの性能を誇ります。

トランスミッションは現行モデルのアスリートで採用されている8速もしくはLC500で採用されている10速のDirect Shit(AT)がラインナップされます。

グレードによって8速or10速かは決められます。

新型「8速・10速オートマチックトランスミッション」
-Direct Shift-8AT・10AT-

エネルギーロスを最小限にし、伝達効率を高めるためにギヤやクラッチなどに様々な対策を施しました。

ギヤは、歯面の摩擦係数を低くする新たな加工を施して、ギヤが噛み合う時のエネルギー伝達ロスを削減し、クラッチは、機構内の摩擦材形状を最適化し、回転時のクラッチの損失トルクを約50%低減(従来型6速AT比)するなど世界トップレベル*の伝達効率を達成しています。

さらに小型軽量化により車両燃費を向上させるとともに、低重心化により直進およびコーナリングの走行安定性を向上させています。

出典:http://newsroom.toyota.co.jp/jp/powertrain/transmission/

自動運転技術も搭載

2018年の車に何が求められるかというと安全装備だけではなく、自動運転装備も必須!?となっていくかもしれません。

新型クラウンにも自動追従式オートクルーズのほかに、自動ステアリング、車線維持機能など限られた状況限定ですが、自動運転装備は付いてくるようです。

高級セダンではありますが、ドライバーズカーとしての一面も強いクラウンですし、購入層を考えると必須ですからね。

PHVは数年後?

プラグインハイブリッドモデルについては、フルモデルチェンジと同時にラインナップしてくる可能性は低いです。

新型プリウスPHVのように、先に通常モデル(ダウンサイジングとハイブリッド)が発売されてから時期を見て投入してくるのはないでしょうか?

近場での通勤&買い物ならガソリンをほとんど使用することなく、運転できてしまうPHVは魅力的ですが車両価格が高額になるのがネックですね。

また充電スポットもガソリンスタンドに比べると多いとは言えず、爆発的に普及することはなさそうです。

新型クラウンのドアミラー

GAZOO RacingのGRモデル

TOYOTA GAZOO Racingが手がけるハイパフォーマンススポーツとなるGRモデルはすでに開発が決定しています!

さきほどV6エンジンは廃止されると言いましたが、こちらのモデルに関してはV6+ターボエンジンを搭載する模様です。

  • メルセデスベンツのAMG
  • BMWのMモデルやアルピナ
  • アウディのSやRS

といったようにトヨタのGR!もブランド化を目指しています。

ハイパフォーマンスモデル

こちらもPHVと同じく発売は2018年ではなく2019年以降になると予想されています。

新型クラウンはロイヤル、アスリート、PHV、そしてGRと大きく4つのモデルがラインナップされます!

自動運転は無いがコネクティッドカーへ

近年はIT企業と自動車メーカーが共同して主に自動運転の開発に力を入れています。

新型クラウンでも自動運転の機能は付かず追従式のクルーズコントロールが採用されますが、スマートフォンとの連携やビッグデータを活用してのカーナビでのルート案内などIT技術をあらゆる面で使用したコネクティッドカーになるようです。

トヨタはSNSアプリでおなじみのLINEと提携するなど、スマホを車の中でも安全に利用できる環境を目指しています。

動画はマイクロソフトと共同で車のIT化を目指した会社「Toyota Connected, Inc.」社長兼CEOのインタビュー。

 

評価・試乗動画

新型クラウンのプロトタイプとなる「クラウンコンセプト」の試乗動画があるので紹介します。

こちらは走行風景のみの動画。

こちらは15代目クラウンのチーフエンジニアによる解説、そして乗り心地や走行性能を評価したインプレッション動画です。

モータージャーナリスト石井昌道氏によるシートの座り心地やラゲッジスペース、足回りなどのインプレッション。

予約受付開始!発売日は2018年8月か

トヨタから正式な発売日のアナウンスはありませんが、早くて2018年8月にデビューするのでは?という情報があります。

2018年の春に正式な発表があり、2018年の夏~秋にかけて受注&生産開始というカレンダーになることが濃厚!

またトヨタ店では先行して受注予約を開始しているので、興味のある方は早めにディーラーを訪ねてみてください!

クラウンコンセプトのドアハンドル

価格は400万から

現行のクラウンは最も安くて3,812,400円からとなっています。

恐らく次期モデルでも最低価格としては同じぐらいをキープしつつ、上級グレードに関しては500万~600万あたりに設定することが予想されます。

同じトヨタ系列としてレクサスの存在もありますから、一気に価格が跳ね上がることは無さそうです。


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まだまだ未知数!

まだトヨタからほとんど公式な発表はないため、未知な状態ではありますが少なくとも来年には発売されます。

今後、最新情報が続々発表されていくので、分かり次第で当記事も更新をしていきます!


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