トヨタのコンパクトクロスオーバーであるC-HRはSUVでありながらハイブリッドとダウンサイジングターボという現在の主流とも言ってよい2つのパワートレインをラインナップしています。
どちらを選択するかで悩んでいる方も多いと思いますが、両者の最大の違いとしては車両価格と実燃費ということで今回はこの2つ+エコカー減税と自動車税も合わせて比較をしていき、お買い得なのはどちらかということをまとめていきます!
また日産のジューク、ホンダのヴェゼル、マツダCX-3などライバル車種の燃費&値段も紹介!
- トヨタC-HRのグレードG、S、Tの違い!オススメと理由必見!
- トヨタCHRのモデリスタ、TRD画像!オプション、エアロ総まとめ
- トヨタC-HRの値引き方法・限界価格・情報!日本一安く買うポイントとは!?
- CHRの内装カスタムパーツをまとめ!インテリアパネルなど紹介
目次
C-HRの実燃費とお値段からハイブリッドかガソリンモデルかを選んでみる
HV実燃費は20km/L程度
まずカタログ値(JC08モード)ですがハイブリッド・駆動方式FFだと30.2km/Lとなっています。
SUVとしてはトップクラスの数値を誇っていますが、みなさんもご存じの通りであくまでもカタログ値。
日本の道路環境は信号も多くストップ&ゴーが多かったり、夏は暑く冬は寒かったりとエアコンを使うことも多いということで記載の数値通りに走るのは難しいですね。
では実燃費はどれくらいかというと車好きのためのSNSサイト・みんカラのオーナーさん達によるとハイブリッドでは20~21kmL程度という結果になるようです。
- 一般道路=17~21km/L
- 高速道路=21~25km/L
もちろん走り方にも左右されますが、おおまかなデータとしては以上の数値。
- エンジン:直列4気筒DOHC+モーター
- 総排気量:1,797
- 自動車税:39,500円/年
- 最高出力:エンジン・72kW[98PS]/5,200rpm、モーター・53kW[72PS]
- 最大トルク:エンジン・142Nm[14.5kgfm]/3,600rpm、モーター:163Nm[16.6kgfm]
- 駆動方式:2WD
- 燃費:30.2km/L
ターボは12km/L程度
ターボモデルのS-T、G-Tグレードのカタログ値は15.4km/Lとハイブリッドと単純に比較してしまうと約半分の数値に!
SUVとして考えても少し物足りないのですが、これは駆動方式がFF(2WD)ではなくフルタイム4WDとなるのも大きな影響を受けています。
ダウンサイジングターボでFF駆動であれば間違いなく燃費は上がりますが、この組み合わせは今のところトヨタはラインナップしておらず発売の予定もありません。
そして実燃費としては11~12km/Lというレポートが最も多くなっています。
ハイブリッドではカタログ値と実燃費で約10km/Lもの差がありますが、ターボモデルでは5km/Lと差が少ないのがポイントです(笑)
- 一般道路=8~12km/L
- 高速道路=12~16km/L
- エンジン:直列4気筒DOHC+ターボ
- 総排気量:1,196cc
- 自動車税:34,500円/年
- 最高出力:85kW[116PS]/5,200〜5,600rpm
- 最大トルク:185Nm[18.9kgfm]/1,500〜4,000rp
- 駆動方式:4WD
- 燃費:15.4km/L
ライバル車種と比較
C-HRを購入するときに比較検討の対象となる、他社メーカーのコンパクトSUV3車種との比較です。
※表記は全てベースグレードのスペックとなっています。
C-HR | ジューク | ヴェゼル | CX-3 | |
価格[円] | S:2,646,000 S-T:2,516,400 |
1,975,320 | 1,920,000 | 2,376,000 |
排気量[cc] | 1200 | 1500 | 1500 | 1500 |
全長[mm] | 4350 | 4135 | 4295 | 4275 |
車幅[mm] | 1795 | 1765 | 1770 | 1765 |
車高[mm] | 1565 | 1565 | 1605 | 1550 |
最高出力 | 116ps/ 5200~5600rpm |
114ps/ 6000rpm |
131ps/ 6600rpm |
105ps/ 4000rpm |
最大トルク | 185nm/ 1500~4000rpm |
150nm/ 4000rpm |
155nm/ 4600rpm |
270nm/ 1600~2500rpm |
燃費[ℓ] | S:15.4 S-T:30.2 |
18.0 | 20.6 | 23.0 |
ジューク、ヴェゼル、CX-3についても実燃費はカタログ値の50~60%、高速道路では70%程度。
表はすべてベースグレードなのですが、ヴェゼルについてはSPORT HYBRID i=DCDというFF駆動のグレードで27.0km/LというC-HRのハイブリッドに迫る数値を持っているグレードも!
燃費だけを見て考えるのであれば、トヨタが満を持して投入してきただけあってC-HRのハイブリッドが最も良いのは間違いありません。
価格差は13万円
再びC-HRのハイブリッドとターボの比較に戻りますが、車両価格の差はどれくらいになるのでしょうか?
価格設定については以下のようになっています。
- S=上級グレード
- G=ベースグレード
- T=ターボモデル
- S-T:2,516,400円
- S:2,646,000円
- G-T:2,775,600円
- G:2,905,200円
ターボモデルとハイブリッドの価格差は上級・ベースグレードともに約13万円という差があります。
かつては50万円近くも差があることも珍しくはありませんでしたが、C-HRではかなり差額が少ないのが特徴ですね。
元を取れる走行距離
C-HRの場合だと単純に2つに分かれているのではなくてハイブリッドは2WD、ガソリンモデル(ターボ)は4WDという用途によっても購入理由は変わってきますが、ここでは定番のどれ位走れば差額の13万円差の元を取れるかということを計算していきます。
- 1年間に10,000km走る
- 1リットルのガソリン代は130円/L
- ハイブリッドの燃費は20km/Lとする
- ターボの燃費は12km/Lとする
条件はこのようにしたときに、両者が10,000km走ったときの燃料代は以下のようになります。
- ハイブリッド=65,000円
- ターボ=108,333円≒110,000円
1年間の燃料代の差額としては4万5千円程度となるので、1回目の車検を迎えるまでの3年間走れば車両価格の元は取れてしまいます。
エコカー減税も考慮する
エコカー減税額で比較をしてみると以下のようになります。
ハイブリッド(Sグレードの場合)
- 自動車重量税:-22,500円
- 自動車取得税:-661,00円
- 自動車グリーン税制:-29,500円
- 合計減税額=-118,100円
ターボモデル(S-Tグレードの場合)
- 自動車重量税:-5,700円
- 自動車取得税:減税無し
- 自動車グリーン税制:無し
- 合計減税額=-5,700円
となり金額差は112,400円となるので、エコカー減税分だけで車両価格差の13万円は補える結果に。
排気量から発生する自動車税は5000円/年、ハイブリッドのほうが高いですがこれを含めてもHVのほうがお得であることは間違いありませんね。
- ハイブリッド(1800cc)=39,500円/年
- ターボ(1200cc)=34,500円/年
HVがお買い得!
最後にポイントをまとめていきます。
- ハイブリッドとターボの車両価格差は13万円
- 1万km/年走ったときの燃料代はハイブリッドが4万5000円お得
- エコカー減税はハイブリッドが112,400円もお得
- 自動車税はターボが5000円/年お得
この結果を見るとC-HRはハイブリッドが“買い”であることは間違いありません。
実際に販売台数の割合を見ても80%以上がハイブリッドのようですし、ターボモデルを選ぶ理由としてはSUVらしくオフロード走行を楽しみたい方や雪国の方で4WDが絶対!という場合に限られるのではないでしょうか?
割高なイメージで1年間に2~3万km走らないと元が取れないと思われがちなハイブリッドですが、エコカー減税だけでも差額を埋めてくれますしね!
※C-HRをネットから気軽に見積&購入する方法
最後に値引きが難しい人気車種「C-HR」を日本一お得に買える方法を紹介!
ネットから気軽に新車見積もりを取れる「オートックワン」というサービスを使うことで、ディーラーに行かなくても見積もり金額を把握でき交渉材料とすることができます。
またネット上のやり取りで価格交渉も可能なので、対面で営業マンと話すのが苦手な方におすすめ。
ただネットからの新車見積&購入サービスということで抵抗感があるかもしれませんが、トヨタのディーラーで正規保証&アフターサービスも同様に受けられますし、以下のように安心安全のサービスでディーラーから購入するのに比べてデメリットはありません。
- ネットから気軽に見積もりを取れる
- 入力はカンタン1分
- 見積後の価格交渉も可能
- 全国4000店舗以上のディーラーが加盟
- 新車保証、アフターサービスもディーラー購入と同様に受けられます
もちろんボディカラー・グレード・オプション(モデリスタやTRDパッケージ)もあなたの思い通りに自由に選べますし、支払い方法に関しても一括~最大120回のローンまであなたのプラン通りに組むことができます。
少しでも安くC-HRを購入したい、営業マンとのやり取り無く見積を取りたいという方は1分のカンタン入力で依頼できる⇒【無料・スマホOK】新車見積オートックワン を利用してみて下さい!利用に必要な情報は以下のカンタンな項目です。
- お名前
- メールアドレス
- 電話番号
- 都道府県
- 希望するグレードやオプション(任意項目なので分かる範囲だけでOK)
⇒人気車種C-HRの見積が気軽に取れる【オートックワン】はコチラから
ディーラーでの見積と違う点を挙げるとするのであれば、最初の入口がインターネット経由ということぐらいです。
今の時代、どんなサービスや商品であっても「インターネットからお問い合わせ下さい」というのが当たり前になっていますが、これが車販売にも対応してきたということですね。
購入後のオイル交換・定期メンテナンス・車検もあなたがお住いの地域の近くにあるトヨタの正規ディーラーで行えますし、少しでも興味のある方は気軽に依頼をしてみてはどうでしょうか?