トヨタではスポーティーなエアロ、チューニングを施したモデルとしてG’sシリーズがありましたが、現在はGR(GAZOO Racing)シリーズへと一新され更に進化を遂げています。
そのGRシリーズとして早くも登場したのがGRヴィッツ!
CVTでは10速のスポーツシーケンシャルシフトマチックを採用、そして5速マニュアルトランスミッションの設定もあることから注目を集めているヴィッツGRについての情報をこの記事ではまとめていきます!
目次
GRシリーズはハッチバックやスポーツカーだけではなくミニバンなどファミリーカーでもラインナップがあります。
利便性とスポーティーさの両立ができるのがGRシリーズです。

トヨタの値引き方法については別記事にまとめたので宜しければご覧くださいm(_ _)m
ヴィッツGR・スポーツはMT車もあるホットハッチバック
ヴィッツのGRシリーズとしては大きく2つがあります。
- GRヴィッツ
- GR SPORTヴィッツ

- GR=本格スポーツモデル(ガソリンのみ)
- GR SPORT=エントリースポーツモデル(ガソリン、ハイブリッドの2種)
”GRは操る喜びを日常的に実感できる本格スポーツモデル”
“GR SPORTはライフスタイルに合わせて走りを楽しむエントリースポーツモデル”
という違いがあります。
スポーツと付くほうが通常モデル近くなり価格も安くなり、ガソリンモデルだけでなくハイブリッドもラインナップされています。
エクステリア
まず通常モデルのヴィッツがコチラです。

そしてヴィッツGRのエクステリアデザインです。
フロント、サイド、リア、リアスポイラーなどGR仕様のエアロパーツが付いており一目見て違いが分かりますね。

タイヤ&ホイールは205/45R17 タイヤ(ブリヂストンPOTENZA RE050A)&7J “GR”専用アルミホイール+専用センターオーナメント。
またボディサイドにはGRエンブレムが装備されます。
リアデザインはこちら。

目を引くのがリアディフューザー、そして大口径マフラーですね。
スポーティーモデルですが、メーカー仕様でここまで大きなマフラーはあまり見かけません。
86と同じように中央にはリヤフォグランプを採用。
「操ることの気持ち良さ」をさらに追求した、GR Vitz。
全日本ラリーで培った技術を織り込んだ、レスポンスとパワーを両立した加速フィール。
減速時でもエンジンの高回転をキープ、再加速時のレスポンスを向上。より奥深いチューニングで、軽快な走りの魅力に目覚める。
出典:http://toyotagazooracing.com/jp/gr/grvitz/
- GRヴィッツ専用のエクステリアパーツ
- 専用フロント大型バンパー&グリル
- 専用LEDイルミネーションビーム
- 専用リヤバンパー
- 専用17インチアルミホイール
- リヤルーフスポイラー
- ドアミラーカバー色変更(ボディ同色→ブラック)
- ヘッドランプ&リヤコンビネーションランプ(ブラックエクステンション加飾)
- リヤフォグランプ
- GR エンブレム
次はGR SPORTヴィッツです。

GRとの違いとしては
- フロントバンパーメッキ部分の色
- ホイールデザイン
などが挙げられます。

後ろからのリヤデザインもほぼ同じ。
GRについている大型のリヤスポイラーですが、こちらはGRでもオプション扱いです。
街を自在に駆けるラリーの申し子
スポーティな走行が気軽に楽しめる、GR SPORT Vitz。
ベース車が本来持つ、軽快さに正確さとダイレクトな動きをプラス。
走る。曲がる。止まる。それだけのことが楽しい。
圧倒的に軽快で気持ちいい、“走る楽しさに目覚める”コンパクトスポーツ。
出典:http://toyotagazooracing.com/jp/gr/grvitz/
インテリア
GRヴィッツのインテリアです。
黒を基調としてカーボン調のインパネ、暗いシルバーでまとめられた各種メーター類などスポーティーな印象を強く与えます。

- 専用小径本革巻き3本スポークステアリングホイール
- 専用シルバープレートアナログメーター
- アルミペダル<アクセル・ブレーキ・クラッチ(MTのみ)
- インパネオーナメント(カーボン調)
- フロントパワーウインドゥスイッチベース
- 専用スタートスイッチ(GRロゴ付)
シートはサイドサポートがしっかりしたスポーツシート。
擦れやすくダメージを負いやすいサイドサポート部分は耐久性に優れた合成皮革、そして中央部にはスエード素材を採用。

そしてGRヴィッツ(GRスポーツにも)は5速MTがラインナップされています!

AT、MTともに手で触れる部分は本革巻きの豪華仕様。
シフトレバーベゼルはカーボン調でスポーツカーであることを強調した作り。
こちらはGR SPORT仕様です。

GRとの大きな違いとしてはメーターパネルの色、パドルシフトの有無がありますね。

エンジン回転数と速度が比例しないハイブリッドではタコメーターは付いていません。
代わりにTFTマルチインフォメーションディスプレイが付きます。
ボディサイズと重量
車の大きさとしては全長は4m以下で5ナンバーサイズということで、狭い日本の道路でも扱いやすいサイズです。
- 全長×車幅×車高:3795×1695×1490mm
- ホイールベース:2510mm
- 乗車定員:5名
- 車両重量:1060kg
車両重量はわずかに1060kgとかなり軽くキビキビとした走りを楽しむことができます。
ボディカラー展開は8色
GRシリーズのヴォクシーでは5色と少な目でしたが、ヴィッツに関してはGR、GRスポーツともに8色と豊富なバリエーションから選ぶことができます。
- スーパーホワイトⅡ
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- シルバーメタリック
- グレーメタリック
- ブラックマイカ
- スーパーレッド
- ルミナスイエロー
- ブルーメタリック

エンジンと燃費
エンジンスペックについては従来のRSヴィッツに積まれていた直列4気筒の1496ccのNAから変更はありません。
またGRだけチューニングされていることもなく、GRスポーツと同じ性能となっています。
- エンジン:直列4気筒
- 総排気量:1496cc
- 自動車税:34,5000円
- 最高出力:109ps(80kW)/6000rpm
- 最大トルク:13.9kg・m(136N・m)/4800rpm
- 燃費:19.6km/l
燃費についてはGRでは非公表となっていますのでGRスポーツの数値です。
小さいボディに1500ccのエンジンですので高速道路やバイパスでは20.0km/lを超えるのではないでしょうか?
スポーツのハイブリッドは以下のようになっています。
- エンジン:直列4気筒
- 総排気量:1496cc
- 自動車税:34,5000円
- 最高出力:74ps(54kW)/4800rpm
- 最大トルク:11.3kg・m(111N・m)/3600~4400rpm
- モーター:1LM
- 最高出力:61ps(45kW)
- 最大トルク:17.2kg・m(169N・m)
- 燃費:34.4km/l
なんとスポーツモデルでありながら燃費は30.0l越え!
カスタマイズ内容
外装・内装やエンジンスペックでは大きな違いが無いGRとGRスポーツですが、プラットフォームや足回りに施されているカスタマイズが異なります。

GRのカスタマイズ・チューニング内容
- ロアアーム
- フロントサスペンションメンバー後端ブレース
- センタートンネルブレース
- リヤフロアブレース
- ロッカーフランジスポット溶接打点追加
- フロントスポイラー
- ロッカーフィン
- リヤホイールハウス前スパッツ
スポット溶接の追加によりボディ剛性を高めた上で、GR専用のフロントサスペンションメンバーブレース、センターブレース、リヤブレースなどのブレースを適所に追加。ボディの前後バランス、全体剛性の最適化を図り、高次元で高い応答性を発揮する高剛性ボディに仕上げています。
出典:http://toyotagazooracing.com/jp/gr/grvitz/performance/

- ロッカーフランジスポット溶接打点追加
- フロントスポイラー
- ロッカーフィン
- リヤホイールハウス前スパッツ
メーカーならではのスポット溶接をロッカーフランジに追加。ボディ剛性を高めることで、15インチおよび16インチタイヤとのマッチング・バランスを取っています。また、剛性が高められたボディはダイレクトに反応するとともに余計な振動を抑制するため、操作性のレスポンスの向上と運転中の疲労軽減にも寄与します。
出典:http://toyotagazooracing.com/jp/gr/grsvitz/performance/
パドルシフトと10速か7速
GRとスポーツの大きな違いとしてはパドルシフトとCVTの段数が挙げられます。
- GRではパドルシフト付き
- GRでは10段階のCVT(スポーツでは7速)
価格は200万円台
お値段については以下のようになっています。
- GR(CVTor5MT):2,303,640円
- GR SPORT(ハイブリッド):2,329,560円
- GR SPORT(CVTor5MT):2,087,640円
200~240万円台となると外車のハッチバックも狙えるようになります。
少しでも気になる方は以下の記事も参考にしてみてください。

トヨタの値引き方法については別記事にまとめたので宜しければご覧くださいm(_ _)m