コンセプトカー止まりのスーパーカー5選!忘れられた悲運の車達

コンセプトカー止まりのスーパーカー5選!忘れられた悲運の車達
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今年のジュネ―ブ・モーターショーでも様々なメーカーからコンセプトモデルカーの発表がありましたが、その一方ですっかり忘れられてしまった車が多いのも事実です。

量産化を明言したものの、気が付けば何も無かったのようなモデルも。。。

今回は5つの忘れられたスーパーカーのコンセプトモデルを紹介していきます。

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2016年2月20日

コンセプトカー5選

フォルクスワーゲン・W12ナルド

w12

車名の通りフォルクスワーゲンのW12気筒6,000ccのエンジンを積んだモンスターマシンです。

デザインはジョルジェット・ジウジアーロのイタルデザインで、
ドイツではなくイタリア発となっています。

この車は後にW16気筒8,000ccに進化します。ブガッティ・ヴェイロンとして。。。

フォルクスワーゲンブランドでの生産は行われませんでした。

サリーン・S5Sラプター

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アメリカ車、主にフォード車のチューニングで有名なサリーンですが自動車製造メーカーの1面も持ち、S5Sラプターというスーパーカーを発表したことがあります。

5リッターV8気筒スーパーチャージャーエンジンを積み、最大650馬力という正にアメリカンマッスルカー。

しかもトランミッションは6速MTと物好きにはたまらないスペックでしたが、サリーンの経営難により発売されることはありませんでした。

マイバッハ・エクセレロ

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マイバッハのスポーツカーモデルであるエクセレロ

5.9リッターV12型エンジンを積み最大馬力は691馬力と本格的なスポーツモデルとなっています。

最高速度はなんと350km/h。

陸上のヨットととして富裕層に販売する予定でしたが、価格が8億円とあまりにも高額になるらしく挫折したようです。

メルセデスベンツのSクラスクーペでマイバッハ仕様が出たら、エクセレロの市販モデルということになるのでしょうか!?

クライスラー・アトランティック

atlantic

発表は1995年と約20年前

アメリカのメーカーであるクライスラーが、社名の後に持ってきたのは大西洋の文字。

アメリカとヨーロッパのデザインを組み合わせた1台となっています。

見た目とは裏腹に4リッター、最大360馬力のスペックを持っていますが、トランスミッションは4速ATなのが少し不安な点です。

コンセプトモデルながら人気はあったようですけど、市販化して採算が取れる目途はたたかなかったようです。

マセラティ・バードケージ75h

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2005年にジュネーブ・モーターショーで脚光を浴びたマセラティ・バードケージ75th

イタリアのデザイン企業、ピニンファリーナの創設75周年を記念して作られたモデルです。

デザインはマセラティ・クアトロポルテ(5代目)、フェラーリ・スカリエッティなど数多くのイタリア車を手掛けた日本人デザイナー奥山清行さんです。

鳥かごをイメージして、カーボン素材を使って作られた特徴的なルーフラインや、ドアが無いなどコンセプトカーの中でも奇抜な1台です。

6.0リッター12エンジン、700馬力を持ちマセラティの名に恥じないスペックを持ち市販化が期待されていましたが、現実的に困難との理由で立ち消えになっています。

まとめ

発表後、音沙汰が無いコンセプトカーも数多くありますが、フォルクスワーゲン・W12ナルドがブガッティ・ヴェイロンの基礎となったようにどこかで面影を残していることがあります。

続報が無いな。。。と思ったときは、違う視点で新しい車を見てみると新しい発見があるかもしれません!

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