メルセデスベンツの人気SUVである「Gクラス・ゲレンデヴァーゲン」が2018年内に大幅な変更を行い全てを新しくしてデビューします。
ゲレンデ初のフルモデルチェンジとも言われており世界的にも注目を集めています!
今回は新型Gクラス・W464型の最新画像やスペックなどの情報を紹介します。
目次
2018年に新型W464へ!ゲレンデヴァーゲンの最新情報
コンセプトモデル
2012年にメルセデスベンツが発表したコンセプトモデルに「Mercedes-Benz Ener-G-Force Concept」という”G”の名がつく車がありましたが、次期W464型のベースになっているとは言い難いデザインです。

クラシカルなGクラスとは打って変わって近未来的なSFカーであるGフォース。

リアのテールランプは最近のメルセデスのクーペ車種に用いられている物に似ていますね。
ただゲレンデらしさはリアゲートに付いているタイヤ&ホイールカバーぐらいで、他はとてもじゃないですが面影はありません。。。
使用燃料は水素で最大航続可能距離は800km以上だそうです。
エクステリア

次期Gクラスの全貌が明らかになっていませんがテスト車両の目撃談は多くあり実際に車両を捉えられています。

2018年モデルのGクラスと予想されているテスト車両です。
この画像を見る限り外装はほぼ現行モデルと同じような感じで、大幅ディテールやデザイン変更はなさそうです。
あくまでもゲレンデヴァーゲンらしさを残してのキープコンセプトになることが濃厚。

ホイールデザインテスト車両だからか地味です。

真横から見たテスト車両。
最近SUVで流行しているクーペ風デザインではなくクラシカルなカクカクデザイン。

どのアングルから見てもGクラスであることは一目で分かります。

ゲレンデといえば昔ながらのリアゲートタイヤカバーがお馴染みですね。
テールランプの位置や形状・デザインは現行モデルとほぼ変わりありません。

こちらが現行W464型のリアですが変更点が分からないぐらいですね、、、ただカモフラージュしているということは違いがあるのでしょう。
動画はテスト車両の実走行をキャッチしたものです!
動画を見るとヘッドランプやテールランプは昔ながらのハロゲンにも見えますが実際はLEDランプが採用されるでしょう。
インテリア
見た目はキープコンセプトで大幅な変更は無さそうですがインテリアはかなり進化を遂げています!

EクラスやSクラスと同じように12.3インチの大型デュアルディスプレイを採用しており視認性がかなり向上しています。
助手席のダッシュボードにはゲレンデらしく掴める手すりが引き続き採用!
今までのプラスチック的な素材と違い質感や手触りが良さそうな素材に進化を遂げています。

シートは本革パンチングでシートヒーター&ベンチレーション、そしてマッサージ機能も付き至れり付くせりです。
ラグジュアリーSUVとしての人気が高いGクラスですが本来は軍用車両ということもあり、オフロード走行も楽々こなせるようサイドサポートはしっかりしています。

センターコンソールにはベンツお馴染みのコマンドシステムを引き続き採用。
エアコン吹き出し口は新型3代目CLSと同じ形状ですね。

新型CLSのインテリア

助手席側からみたコックピット

シート調整のスイッチはドアパネルに集約されています。
スピーカー&オーディオシステムはドイツ・ブルメスター製。
16個のスピーカーと590Wのアンプシステムからサラウンドシステムが構成されます。

夜のドライブのムードを高める&女性にモテルために必須のアンビエントライト(間接照明)もオシャレ。
大きなるボディサイズ
ボディサイズは現行モデルよりも車幅が+100mm拡大されます。
現行W463のボディサイズ
- 全長×車幅×車高:4575×1860×1970mm
- ホイールベース:2850mm
- 車両重量:2580kg
車幅が1960mmと2m近くになると狭い日本の道路では使い勝手が悪い場面も多々でてきそうなのが心配ですね。
車両重量ですが次期モデルでは軽量かつ高剛性のアルミニウム素材を使うことで約400kg軽量化されておりパワーウェイトレシオ・燃費向上に大きく寄与するでしょう。
エンジン
エンジンはガソリンとディーゼルの2種類がラインナップされるようです。
ガソリンエンジンはメルセデスAMG・GTなどで採用されているV型8気筒ツインターボでGクラスでもAMGモデルに搭載されます。
メルセデスAMG・GTSのエンジンスペック
- エンジン:V型8気筒+ツインターボ
- 総排気量:3982cc
- 自動車税:66,500円
- 最高出力:522ps(384kW)/6000~6500rpm
- 最大トルク:68.3kg・m(670N・m)/1800~5000rpm
- 燃費:9.1km/l

ディーゼルエンジンは新開発の2.9L+ターボになります。
- エンジン:直列6気筒+ターボ(ディーゼル)
- 最高出力:286ps
- 最大トルク:61.3kg・m
9速ATトランスミッション
変速方式ですがAMGのV型8気筒ツインターボエンジンには7速AT(7G-TRONIC Sport)が組み合わされます。
ディーゼルの直6ターボには9速AT(9G-TRONIC)
マニュアルトランスミッションは本国・欧州向けにも採用されません。

Apple Car Play
GクラスではApple Car Playシステムが利用できます。
- iPhoneと同じくSiriによる音声コントロール
- タッチスクリーンによるスクロール操作
- アップル社のナビアプリをディスプレイ上に出力
- ハンズフリー通話
- メッセージアプリとの同期や読み上げ機能
- iTunesなどミュージックアプリとの連携
などなどiPhoneの機能を車内ディスプレイ&スピーカーと連携することが可能。

ブラウンとナチュラルウッド、ベージュカラーを基調とした新型Gクラスのインテリア
Android Auto
iPhoneユーザーだけではなくアンドロイドユーザーのためにもアンドロイドオートというシステムも利用可能です。
機能的にはほぼ同じです。

安全装備も充実
ベンツは衝突安全性能技術や自動運転で他社メーカーよりも一歩先を進んでおりEクラスでは一部自動運転機能を市販車として採用していますね。
次期Gクラスでも自動運転の採用に期待しましょう。
ではベンツの安全装備「レーダーセーフティ」の主な機能を紹介していきます。
ディスタンスパイロット・ディストロニック
カメラとレーダーセンサーの2つの検知システムが前方車両・車線・ガードレールなどの障害物を確認。
危険を感知した際には警告や自動ステアリング制御が介入して事故を防ぎます。
ブラインドアシストスポット
Gクラスなど大きなSUVや死角が多い車種にとって有難いのがブラインドアシストスポットです。
斜め後方など大きな死角エリアをリアバンパー左右に付いているレーダーセンサーで感知して、ライバーが気が付かずに車線変更を行おうとすると警告音で注意を促します。
レーンキーピングアシスト
フロントに装備されているマルチファンクションカメラが走行車線を検知してウインカーレバーの操作がない不自然な逸脱を行ったと判断するとステアリングが振動して注意を促します。
価格1000万から

新型Gクラスの価格はまだ未定ですが1000万越えは確実でしょう。
参考までに現行モデルの価格は以下のようになっています。
メルセデスベンツ
- G350d:10,800,000円
- G550:15,300,000円
AMGモデル
- G63:19,710,000円
- G65:39,000,000円
V型12気筒+ツインターボエンジンのG65はなんと3900万円という新車価格です、、、
ベントレー・ベンテイガやランボルギーニ・ウルスを上回る価格ですが、次期モデルでG65が発売された際には4000万円を超える可能性も高いでしょう。
またモデルチェンジに伴いG65から最後の特別仕様車「メルセデスAMG G65 ファイナルエディション」という全世界65台の限定モデルが発売されました。

艶消しブラウンカラーでまとめられたバンパー・アンダーガード・ホイールなどオリジナルパーツが使われています。
ホイールは21インチの大口径。

内装では最高級のナッパレザーやカーボントリム、オリジナルのブラウンステッチなど派手さはありませんが高級感ある仕上がり。
- エンジン:V型12気筒+ツインターボ
- 総排気量:5977cc
- 最高出力:630ps(463kW)/5000~5300rpm
- 最大トルク:102.0kg・m(1000N・m)/2300~4300rpm
そして価格は31,233ユーロで1ユーロ130円として日本円にする4,060,290円で4000万円を超え!

発表はデトロイトモーターショー
次期Gクラスは2018年1月14日から開催されるデトロイトモーターショーで発表されます。
市販モデルを展示するのか、発売日が発表されるかなど内容は未定ですがメルセデスベンツから何かしらの公式発表があるのは間違いありませんので注目しましょう!
最新情報が分かり次第、当記事も更新をしていきます!