メルセデスベンツが2013年から発売している4ドアセダンクーペ、シューティングブレークのCLAが2019年に初のフルモデルチェンジを行います。
コンパクトで扱やすく価格も日本では400万円前半からの設定で人気車種のCLAは、デザイン的には最新車種と比較しても古くは見えませんが、インテリアやテクノロジー系は1世代前のままです。
Aクラスもフルモデルチェンジを発表しましたし、CLAもこれに続きます。
当記事では既にテスト走行も開始している新型モデルについて紹介していきます!
目次
2代目メルセデスベンツCLAクーペのモデルチェンジ予想
テスト車両の画像
市販化に向けて行われた雪上走行でのテスト風景がこちら。
カモフラージュされていますがヘッドランプやテールランプは、やはり新型Aクラスと似ており、ルーフからリアに掛けてのクーペ風デザインはそのまま継承されています。
ボディサイズ、全体的なフォルムは現行のままでライト類が大きく変わります。
ホイールベースに関しては拡張され室内空間は広がります。
![claのフルモデルチェンジ](https://i2.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/cla-e1518421729747.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
![2代目のcla](https://i0.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/cla2-e1518421737453.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
![claのフロント](https://i0.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/cla3-e1518421743419.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
![](https://i2.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/cla4-e1518421748318.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
![2代目claのサイドビュー](https://i0.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/cla5-e1518421755352.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
![](https://i2.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/cla6-e1518421759119.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
![](https://i2.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/cla7-e1518421765218.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
![メルセデスベンツのclaのリア](https://i0.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/cla8-e1518421769390.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/cla9-e1518421775725.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
参考まで新型Aクラス。
![新型のaクラス](https://i1.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/a1.jpg?resize=700%2C525&ssl=1)
![新型aクラスのサイド](https://i0.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/a2.jpg?resize=700%2C525&ssl=1)
![新型aクラスのリアビュー](https://i2.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/a3-1.jpg?resize=700%2C525&ssl=1)
そしてCLAの上位モデルであるCLS!
![新型cls](https://i0.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/cls-e1518422632623.jpg?resize=728%2C455&ssl=1)
![clsのリア](https://i0.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/cls2-e1518422637325.jpg?resize=728%2C410&ssl=1)
既に発売されているAクラス、CLSと同じように、CLAでもヘッドランプは鋭い三角形型になる確率は高いでしょう。
インテリア
インテリアはまだ詳細は不明ですが恐らく新型Aクラスと似たデザインになると思われます。
![新型aクラスのコックピット](https://i1.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/01/acla-e1516182368271.jpg?resize=728%2C318&ssl=1)
![新型aクラスのブラックインテリア](https://i0.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/01/acla2-e1516182372987.jpg?resize=728%2C410&ssl=1)
![新型aクラスのインテリアライト](https://i2.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/01/acla4-e1516182382636.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
現在のCLAはインテリアが1世代前型。
![claのインテリア](https://i1.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/cla10-e1518422889925.jpg?resize=728%2C485&ssl=1)
比較すると物足りなさを感じてしまいますね。
またメルセデスベンツはMBUX(メルセデスベンツ・ユーザーエクスペリエンス)を今後の車種で展開していき、CLAではフルモデルチェンジのタイミング、Cクラスではマイナーチェンジ時に採用されます。
MBUXはスマートフォンなど最新デバイスで使われている音声対応アシストをメインとしたインフォメーションシステム。
音声認識によるカーナビの目的地設定の他に、ドライバー好みの室内温度や音楽を学習したり、明日の天気予報を聞けば教えてくれるとのこと。
プラットフォームはMFA2
プラットフォームはベンツのコンパクトカーで共通して使用されるMFA2です。
MFA2はルノー・日産と共同開発されたものですが、しばらくはメルセデスベンツ専用として使われます。
コストが高いプラットフォームであり、ルノーグループの車に使うと採算を取るのが難しいという理由。
高級車ブランドであるベンツだからこそ採用できて、質の高いプラットフォームということで静粛性や乗り心地にはかなり期待できるでしょう。
また徹底した軽量化により燃費向上にもつながります。
![](https://i0.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/01/yoku2-e1516201749165.jpg?resize=500%2C250&ssl=1)
エンジン、パワートレイン
エンジンもAクラスと同じものを採用する場合はダウンサイジングターボ2つとディーゼル1つの計3種類。
そしてAMGのハイパフォーマンス型も追加で4種類になると予想されます。
現行C117型のAMGのエンジンスペックは381psの最高出力ですが、次期型では400psを超えてくる模様。
- エンジン:直列4気筒+ターボ
- 総排気量:1991cc
- 最高出力:280kW(381ps)/6000rpm
- 最大トルク:475Nm/2250~5000rpm
![AMGのcla](https://i0.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/cla11-e1518426165477.jpg?resize=728%2C452&ssl=1)
新型Aクラスのエンジンラインナップは以下の3種類。
M282型
- エンジン:直列4気筒+ターボ
- 総排気量:1332cc
- 最高出力:120kW(163ps)/5500rpm
- 最大トルク:250Nm/1620-4000rpm
M260型
- エンジン:直列4気筒+ターボ
- 総排気量:1991cc
- 最高出力:165kW(224ps)/5500rpm
- 最大トルク:350Nm/1800-4000rpm
OM607型
- エンジン:直列4気筒+ターボ
- 総排気量:1461cc
- 最高出力:85kW(116ps)/4000rpm
- 最大トルク:260Nm/1750-2500rpm
トランスミッションはDCTからATへ
CLAのトランスミッションはデュアルクラッチ方式の7速DCT(7G-DCT)でしたが、新型ではトルクコンバータ式のATである7G-TRONICになります。
一時期は理想的な変速方式と言われたDCTですが現在メインで採用しているのはVWグループぐらいで、ベンツやBMWは7速以上の多段式ATにシフトしています。
低燃費のハイブリッドも追加
新型CLAでは直列4気筒に電気モーターをプラスしたプラグインハイブリッドモデルも追加されます。
CクラスのPHVであるC350eの燃費は17.2km/lなので、CLAとしては20.0km/l越えを目指したいところ。
発売は2019年
新型CLAの発売は2019年の初頭と予想されています。
ライバルBMWでは4シリーズグランクーペに続いて、2シリーズにも4ドアセダンのグランクーペを2019年の発売へ向けて開発しています。
価格、クラス的にも最大のライバルとなる2シリーズ・グランクーペの動向を見つつ発表されるでしょう。
新型Aクラスではエクステリアよりも先にMBUXを採用した新インテリアが発表されましたが、CLAでも同じような流れになるかもしれません。
最新情報が分かり次第、追記を行っていきます!
![メルセデスベンツの値引き](https://i1.wp.com/worldcar-ranking.com/wp-content/uploads/2018/02/benz-1.jpg?w=728&ssl=1)