ホンダのフリードは小さなボディサイズにも関わらず最大7人乗り、そして両側スライドドアを装備しているコンパクトで使い勝手の良いミニバンとして大人気の車種です。
2008年から8年間も大きなモデルチェンジをすることなく販売されてきましたが、遂に2016年9月に初めてのフルモデルチェンジが行われました!
そんな2代目新型フリードについての最新情報をまとめていきます。
目次
新型フリードのフルモデルチェンジ最新情報!
インテリアは木目パネルで高級感を演出
運転席回りのコックピット、各種メーター、ダッシュボードは他のホンダ車種とは大きな違いはありませんが、オプションパッケージによっては木目パネルを採用するなどして高級感のある仕上がりになっています。
黒やブラウン系の木目ではなく明るいナチュラルウッドのベージュカラ―なので、車内が明るくなって女性受けも良さそうなデザインです。
タフに使えるツールらしさと、高い質感を融合。フリード+ 専用インテリア。
立体感のあるデザインと心地よさを両立させたブロック柄シートファブリック、ハイコントラストなメタル調パネル、モノトーン基調のインテリアカラーなど、フリード+ならではの、アクティブに使える「ツール感」を強調したインテリアです。
日本車が弱い部分であった照明周り、コントロールパネル(エアコンコントロール部)の色彩照明にも力を入れており、メーター照明は全6色からユーザーの好みに合わせて設定が可能です!
BMWミニやメルセデスベンツのアンビエントライト機能とまでは行きませんが、国産車としては珍しい機能。
スポーティーなレッド
明るいイエロー
色気ある!?ピンク
こちらも色気があるパープル
落ち着いたアンバー色
クールなブルー
エコモードとの兼ね合いなのかグリーンは用意されていません(x_x;)
シートは5人、6人、7人乗りでアレンジも可能
新型フリードは5人乗り、6人乗りと7人乗りとで選ぶことができます。
5人乗りのフリードプラス
セカンドシートまでの5人乗車モデルではフリード+という扱いになります!フリードプラス=5名乗り、フリード=6名or7名乗りです。
セカンドシートがキャプテンシート使用の6名モデル
7名モデル
どちらであってもシートアレンジは多彩で2列目、3列目シートを倒すことでラゲッジスペースを大きく確保できて収納力を上げることができます。
ラゲッジスペースと収納力
ステップワゴンのように2分割式のドアではありませんが、定番の不自由することなく使える開口部の広いドアを採用しています。
- 開口部高さ:1110mm
- 開口部最大幅:1080mm
- 開口部地上高:480mm
- ラゲッジスペース高さ:1255mm
エクステリアは落ち着いた感じ
最大のライバル車種ともいえるトヨタの新型シエンタはかなり奇抜な外装デザインを引っ提げてデビューしましたが、フリードのエクステリアは落ち着いた感じにまとまっていて奇抜な印象はありません。
動画はホンダカーズ栃木による紹介動画。
伸びやかな躍動感と機能性を融合したエクステリア。
コンパクトなボディの中に多彩な機能が凝縮され、さらにキビキビとした軽快さを併せ持つ。
そんな印象を、一目で見て感じるようなデザインをめざしました。
また、3列仕様、2列仕様、そして車いす仕様まで、
全タイプをほぼ同じワンスタイリングで実現しているのも大きな特徴のひとつです。
エンジンはNAとハイブリッドの2種類
ガソリン仕様
- エンジン:直列4気筒DOHC16バルブ
- 総排気量:1496cc
- 最高出力:131ps(96kW)/6600rpm
- 最大トルク:15.8kgm(155Nm)/4600rpm
多人数乗車でも、ゆとりのある走りをもたらすために。燃料を直接シリンダー内に噴射してより大きなパワーを効率的に引き出す直噴エンジンの採用に加えて、高効率CVT、アイドリングストップシステムなどにより、力強い走りと燃費性能を高いレベルでバランスさせています。
出典:http://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/driving/
ガソリンモデルのトランスミッションは全グレードCVTのみとなっています。
ハイブリッド仕様
- エンジン:直列4気筒DOHC16バルブ+モーター
- 総排気量:1496cc
- 最高出力:110ps(81kW)/6000rpm
- 最大トルク:13.7kgm(134Nm)/5000rpm
- モーター出力:29.5ps/1,313〜2000rpm
- モータートルク:16.3kgm/0〜1313rpm
環境性能の高いアトキンソンサイクルの1.5L i-VTECエンジンと、高出力モーターを内蔵した7速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせたSPORT HYBRID i-DCDを搭載して、低燃費と軽快な走りを両立。ギア比はフリード専用に設定し、ミニバンでも伸びやかな加速感を損なうことなく、さらに磨き上げています。
出典:http://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/driving/
ハイブリッド車ではなんとDCT(デュアルクラッチ)を採用しており、ミニバンとは思えないドライビングを楽しむことができます!
ボディーカラーは9色展開
ボディカラーは9色の中から選ぶことができます。
- ブルーホライゾン・メタリック
- シトロンドロップ(イエロー)
- コバルトブルー・パール
- プレミアムディープロッソ・パール(レッド)
- マンダリンゴールド・メタリック
- ホワイトオーキッド・パール
- ルナシルバー・メタリック
- モダンスティール・メタリック
- クリスタルブラック・パール
テーマカラーはブルーホライゾン・メタリックのようでホンダの公式youtubeチャンネルでも頻繁に登場しています。
公式チャンネルの動画が削除されたため、ホンダカーズ東京中央の動画です。
車の大きさ、サイズ
ホンダお得意の低重心、低床シャーシによって小さなサイズではありますが、室内空間はかなりの広さを誇っています!サードシートまであるのにも関わらず3ナンバーではなくて5ナンバーというのも魅力的。
- 全長×車幅×車高:4265×1695×1710mm
- 室内長×室内幅×室内高:3045×1455×1285mm
- ホイールベース:2470mm
安全装備も充実
新型車種ということで近年、急激に進歩している安全装備も充実しています。
- サイドカーテンエアバッグ
- LEDヘットライト+LEDアクティブコーナリングライト
- クルーズコントロール
- VSA(ブレーキ時の車両ロックを防ぐ)
クルーズコントロールには日産新型セレナで採用されたような自動追従や自動運転機能は残念ながら付いていません。
HONDA SENSING
車両の前方に設置されたミリ波レーダーと単眼カメラによって前方車両を認識。安心で快適なドライブを提供、事故回避を助けてくれる機能です。
シートヒーター、両側スライドドアなど快適オプション
日本車でも当たり前となってきた快適装備シートヒーターも採用です!その他にも両側スライドドアを始めとしたドライバーや搭乗者にとって快適なオプションも充実です。
- 両側パワースライドドア
- 運転席&助手席シートヒーター
- プラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナー
- スライドドア・イージークロ―アー
- Hondaスマートキーシステム
フリードプラスのグレード展開と値段
5人乗りのフリードプラスのグレードについてまとめていきます!
※フリード購入を検討している人は必見のお得情報
ガソリン+CVTと基本グレードB
- FF:1,900,00円
- FF:2,276,00円(ハイブリッド)
最も安いグレードなので装備もフルオートエアコン。スマートキー、VSAといった基本的な物しかなく四駆もありません。
パワースライドドアのG
- FF:2,000,000円
- 4WD:2,232,200円
- FF:2,396,000円(ハイブリッド)
- 4WD:2,628,200円(ハイブリッド)
小さな子供、ファミリー、家族持ちには嬉しい機能であるパワースライドドアが付くのがGからです!残念ながら助手席側(左側)のみですが。。。
安全装備が付くGホンダセンシング
- FF:2,120,000円
- 4WD:2,352,200円
- FF:2,516,000円(ハイブリッド)
- 4WD:2,748,200円(ハイブリッド)
そしてほとんどの装備が付くのがG+Honda Sensingのグレードです!安全装備のホンダセンシングと両側パワースライドドアが付きます。
ハイブリッドのみ!最上級のEX
FFのみ:2,676,00円
EXというグレードはハイブリッド車種のみに設定があり、ステアリングが本革巻き、アルミホイール、カーテンエアバッグなどの装備が付く最上級グレードとなりますが、残念ながら4WDはありません(x_x;)
フリードのグレード一覧
※フリード購入を検討している人は必見のお得情報
ベースグレードのB
- FF:1,880,000円
- 4WD:2,096,000円
- FF:2,256,00円(ハイブリッド)
- 4WD:2,472,000円
基本的な装備の追加などはフリードプラスと同一となります。またGは6人乗りしかありません。
お値打ちなG
- FF:1,980,000円
- FF:2,001,600円(7名)
- 4WD:2,232,200円
- FF:2,376,000円(ハイブリッド)
- FF:2,397,600円(7名)
- 4WD:2,608,200円(ハイブリッド)
4WDモデル+ハイブリッドは7名乗りには設定がありません!
お勧めグレードのGのHonda sensing
- FF:2,100,000円
- FF:2,121,600円(7名)
- 4WD:2,332,200円
- FF:2,496,000円(ハイブリッド)
- FF:2,517,600円(7名)
- 4WD:2,728,200円(ハイブリッド)
最上級EX
FFのみ:2,656,000円
EXというグレードはハイブリッド車種のみに設定があり、ステアリングが本革巻き、アルミホイール、カーテンエアバッグなどの装備が付く最上級グレードとなりますが、残念ながら4WDはありません(x_x;)
実燃費は15~20程度
フリードの公表されているカタログ燃費については以下のようになっています。
- ハイブリッド:27.2km/L(FF)
- ガソリン:19.0km/L(FF)
※4WDに関してはこの数値より2~3km/L程度低い数字となります。
実際に街中を走る実燃費だとガソリンモデルで15.0km/L程度、そしてハイブリッドだと20.0km/Lいくか微妙なところだというデータが多いです。
スモールカーとミニバンを融合させ、2001年にコンパクトミニバンのカ テゴリーを創出したモビリオを起点とし、2008 年に先代のフリードは誕 生しました。2代目となる新型フリード / フリード+の開発コンセプトは、 「いつでも、どこでも、だれでも7days Wonderful Mobility」です。 ミニバンなのにコンパクト、コンパクトだけどミニバン。この相反する要素に 加え、使い勝手や快適性の技術を、限られた空間の中にどれだけ知恵を絞っ て織り込むのか。また、それをスタイリングでいかにバランス良く見せるのか。 これこそがフリード / フリード+というクルマに課せられた課題であり、それ が最大の価値となっています。 パッケージ、デザイン、メカニズム。すべての要素を極限まで突き詰めてコンパ クトサイズに凝縮する。誰が運転しても、もっと自在に使いこなせ、もっと自由 に暮らしが広がる。そんな想いを新型フリード/ フリード+に詰め込みました。
出典:http://www.honda.co.jp/factbook/auto/FREED/201609/P02.pdf
口コミと評判
新型フリード納車
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
アルミとフォグとサイドのエアロは後日装着。#新型フリード pic.twitter.com/ZVntfCzvaH— @トッティ金沢 (@ABC_418) October 21, 2016
新型フリードってどうなのかね( •̅_•̅ )
Dで見た時は物凄く便利になった!とかは感じられなかったが…— めがーぬ@在宅 (@1500HR) October 10, 2016
新型フリード3列目
旧型より凄く広くなってた
長時間は無理みたいな感想もあるけど、1、2列目を適度に合わせても3列目は拳1つ半か拳1つ入るスペースはあった。もしかすると2代目フィットの2列目よりも広い。
旧型は2代目フィットの2列目の半分くらいの空間くらいしかなかった。— ぬるま湯 (@impregnability) October 10, 2016
この間HONDAに行った時に新型フリードを見てきた。
このサイズで両側電動スライドドアなんやね!
展示車は3列シートで7人乗りやけど、サードシートはいらんなぁ〜
家族少ないなら5人乗りで十分。
値段も安いしええね!
バカでかいフロントエンブレム無ければさらに良し。#フリード pic.twitter.com/J5jmdaaspr— 逆襲の竿師大野®(9年前) (@saoshiono) October 8, 2016
話題の新型フリード見てきたけどなかなか良いね。でも3列目だけはいただけない。まぁあのサイズの車なら仕方ないのだけど。 pic.twitter.com/FNEKr4UCaS
— ししょう(チーフ) (@chief0212) October 8, 2016
ホンダの値引き方法については別記事にまとめたので宜しければご覧くださいm(_ _)m