BMWが2シリーズに4ドアセダンのグランクーペをラインナップに追加します。
グランクーペは3代目の6シリーズから加わった4ドア型のセダンクーペを表し、現在は4シリーズと6シリーズで展開しているモデル。
アウディA5、A7のスポーツバックやメルセデスベンツのCLA、CLSなどライバルメーカーでも似たボディタイプの車種があり、BMWでは更にラインナップを強化していきます。
既に2シリーズ・グランクーペの開発は始まっておりテスト車両もキャッチされています!
現在分かっている情報をチェックしていきましょう。
目次
2シリーズの4ドアセダン!グランクーペが発売へ
テスト車両
グランクーペのテスト走行を捉えた画像です。
セダンクーペらしくロングノーズショートデッキでルーフからリアに掛けては綺麗な曲線調のデザイン。
真横から見るとボンネットがBMWのセダンとしてはやや高くFFであることが分かりますね。
2シリーズのボディサイズに収めた4ドアセダンでFRを採用すると室内空間が狭くなるのでFFを採用します。
ヘッドランプ、テールランプも走行に最小限必要な部分以外は隠されておりデザインの全ては分かりませんが、現行の2シリーズ(クーペ、カブリオレ)から大きな変化はなさそうです。
冬季の雪上テストも実施済みで市販化に向け進展しています。
冬季テストでもカモフラージュは取れず全ては分かりません。
メーターはディスプレイ式へ
インテリアの情報はありませんがBMWでもスピード、タコメーターのデジタルディスプレイ化を進めており、グランクーペでもデジタル化されるのは間違いないでしょう。
同時期に発売が予定されている新型3シリーズと似たインテリアになると予想されますが、既に発売されている5シリーズが最も参考になります。
ボディサイズが小さいため5シリーズほど余裕はありませんが、基本的なデザインは1シリーズから7シリーズまで同じですからね。
プラットフォームはFF
先程も紹介したように使用されるプラットフォームはFRのCLARではなくて、FFのUKLとなります。
CLARは新型7シリーズ(G11/G12型)から使われている新開発のプラットフォームで、アルミニウムや炭素素材により従来よりも-130kgの軽量化に成功したもの。
UKLは2014年に開発されたFFもしくは4WDに対応しているプラットフォーム。
2シリーズのアクティブツアラー、グランツアラー、SUVのX1、中国のみで販売されている1シリーズの他に、BMWグループとなったミニの各シリーズ(ハッチバック、クラブマン、クロスオーバー等)でも使われています。
パワートレインは3種類
2シリーズグランクーペのエンジンとしてはX1(F48)と同じ3気筒、4気筒のガソリンエンジン、そしてディーゼルが加わり3種類。
以下に表記のエンジンスペックは現行のX1の仕様ですが、スポーツ性も求められるジャンルの車ですからチューニング等によりパワーアップに期待したいところ。
燃費はX1のディーゼルだとJC08モードで19.6km/l、しかもフルタイム4WDでの数値。
グランクーペにディーゼルがあるなら20km/lは期待できますね。
3気筒ガソリンエンジン
- エンジン:直列3気筒+ターボ
- 総排気量:1498cc
- 最高出力:140ps(103kW)/4600rpm
- 最大トルク:22.4kg・m(220N・m)/1480~4200rpm
- 燃費:15.7km/l
4気筒ガソリンエンジン
- エンジン:直列4気筒+ターボ
- 総排気量:1998cc
- 最高出力:192ps(141kW)/5000rpm
- 最大トルク:28.6kg・m(280N・m)/1250~4600rpm
- 燃費:14.6km/l
4気筒ディーゼルエンジン
- エンジン:直列4気筒+ターボ
- 総排気量:1995cc
- 最高出力:150ps(110kW)/4000rpm
- 最大トルク:33.7kg・m(330N・m)/1750~2750rpm
- 燃費:19.6km/l
動画はBMW Japan公式の純正エンジンオイルの紹介PV。
BMWではターボエンジンをツインパワー・ターボ・エンジンと称していますが、その性能を維持するには純正オイルが必要不可欠とのことです。
2シリーズグランクーペを購入した際には、ぜひ純正エンジンオイルを使いましょう!
BMW X1 xDrive25i、BMW X1 xDrive20i には、2.0 リッター直列4 気筒BMW ツインパワー・ターボ・エンジン。BMW X1 sDrive18i には、革新の1.5 リッター直列3 気筒BMW ツインパワー・ターボ・エンジンを搭載。
ツイン・スクロール・ターボチャージャーやダブルVANOS 、バルブトロニック、高精度ダイレクト・インジェクション・システムといった革新的なBMW ツインパワー・ターボ・テクノロジーによって、驚くべきパフォーマンスと高トルクとともに燃料消費量の低減をもたらしました。
出典:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X1/2015/engines.html
8速ATと6速MT
ツインパワーターボエンジンに組み合わされるトランスミッションはBMWではお馴染みZF製の8速AT、そしてヨーロッパ市場では6速MTもラインナップされます。
日本への正規輸入モデルでMTが採用される確率はかなり低く日本で買えるのは8速ATのみとなりそう。
6シリーズからグランクーペは消滅
とにかく格好良いグランクーペですが6シリーズからは消えて8シリーズに移行します。
BMWとしては2、4、8の3車種で4ドアセダンクーペを設定。
アウディやメルセデスベンツに比べると遅れをとっていたジャンルですが、買いやすいエントリークラスからフラッグシップの8シリーズまで揃い踏みです。
またMモデルとしてM2グランクーペも期待されるところ。
CLAクーペのAMGが400ps超えの情報があるため、M2もBMW伝統の直列6気筒・シルキーシックスにより同等のスペックを叩き出してくるのは間違いありません。
価格は400万円代
2シリーズグランクーペですがプラットフォームがUKLでFFであることから400万円台からの設定になりそうです。
現在、販売されている2シリーズの各車種の価格は以下の通り。
- 2シリーズクーペ(FR):5,030,000円~
- アクティブツアラー(FF):3,630,000円~
- グランツアラー(FF):4,050,000円~
ライバルであるメルセデスベンツの現行CLAも400万円台からの設定ですしフルモデルチェンジ後も同等の価格と予想され、BMWの2シリーズグランクーペも400万円台なのが自然でしょう。
BMWの4ドアセダンクーペとしてはかなり安く人気が出るのは間違いないでしょう。
もっと尖ったスポーティーなのが好みの方は新型Z4がおすすめ。
発売は2019年
冬季のテスト走行も終えたことから発売は2019年を予定しています。
残念ながらBMW伝統のFR、重量配分50:50ではありませんが、BMW好きもしくは車好きじゃない方にとってはデザインのほうが大事ですからね。
BMWというブランド(女性からモテます)で格好良いセダンクーペ、そして買いやすい価格での発売になりそうな2シリーズグランクーペ!
メルセデスベンツのCLAクーペと共に市販化の際には大きな注目が集まることでしょう。
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