スズキの人気SUV軽自動車であるジムニーの現行3代目モデル(JB23)は1998年から発売されており、マイナーチェンジこそ重ねているもののフルモデルチェンジは無く20年を迎えようとしていますが、丁度20年目となる2018年に遂に次期モデルとなるようです!
日本国内だけでなく世界中から愛されるジムニーですから、かなりの注目が集まっています。
そこで今回は現在分かっている4代目ジムニーに関する情報をまとめていきます!
目次
ジムニー・シエラのフルモデルチェンジの最新リーク情報をまとめ!
エクステリア
エクステリアは公開されていませんがカモフラージュ模様をしたプロトタイプの走行テスト風景は目撃されています。
フロントからのスパイショット。

真横からのショットでは曲線系ではなくカクカクしたデザインであることが分かります。
タイヤサイズ、ホイールサイズに付いては分かりませんが現行と同じ16インチ(175/80R16 91Q)と思われます。

リアビューからはブレーキ・ウインカー・バック・リアフォグなどテールランプを確認することができます。
かなりシンプルでレトロチックですがテスト車両のため、とりあえず走行のために付けただけかもしれません!?

ランドローバーが2016年まで生産していたディフェンダーを思い出させるテールランプですが市販化の際にはどうなるでしょうか?
このままのデザインで発売して欲しいという方も多そうですが果たして。。。

現行と新型の違いとしては、やはりボディラインですね。

現行ジムニーは四角いボディでありつつ細部は曲線的ですが、4代目モデルはメルセデスベンツ・Gクラスのようにカクカクでクラシカル。
原点回帰デザインです。

両者を比較するとプロトタイプのほうが1周り大きいようで軽自動車サイズである全長3.4m、車幅1.48mを超えていることから、キャッチされたのは普通車バージョンであるシエラのようです。
予想デザイン
プロトモデルからの予想デザインです。

リアのテールランプはプロトモデルと違いますが、市販化される際には予想デザインのような現代的な形になる確率は高いでしょう。

出典:https://indianautosblog.com
5ドア仕様
新型ジムニーでは5ドア仕様がラインナップされるかもしれません。
こちらはテスト車両のジムニーをレッカー移動しているところですが、見て分かるように従来の3ドアタイプの後ろに5ドアを思わせる大型のSUVが確認できます。

詳細については不明ですが5ドアがデビューする可能性は0ではありません。
2003年の東京モーターショーでは観音開きドアのコンセプトモデル、ランドブリーズが展示されましたが、10年以上の時を経て新型ジムニーに生まれ変わるかもしれません!?


インテリア
内装は最近のスズキ車種らしくお洒落かつ機能的なデザインです。

メーター周りは武骨で大きな四角形のパネルが目立ち、センターコンソールには大型ディスプレイを配置。
シフトパネル、シフトノブからトランスミッションはトルコン式ATもしくはCVTであることが伺えます。
動画
次期ジムニーに関する動画を集めました。
道路上でのテスト走行の動画はコチラ!
エンジンは2種類か
現行モデルでも軽自動車規格の660cc+ターボ、普通車規格(シエラ)の1300ccと2種類がラインナップされているように、次期モデルでも軽とシエラが発売されることは確実です。
シエラに搭載されるエンジンはバレーノやハスラーの普通車版ことクロスビーと同じ1000cc+ターボのBOOSTERJET、もしくはイグニスと同じ1300cc+ターボとなるでしょう。

- エンジン:直列3気筒+ターボ(K10C型)
- 総排気量:996cc
- 最高出力:111ps(82kW)/5500rpm
- 最大トルク:16.3kg・m(160N・m)/1500~4000rpm

- エンジン:直列4気筒+ターボ(K12C型)
- 総排気量:1242cc
- 最高出力:91ps(67kW)/6000rpm
- 最大トルク:12.0kg・m(118N・m)/4400rpm
燃費は20越え
本格的なコンパクトオフロード車であるジムニーですが、これからの時代は燃費を避けて通れませんのでマイルドハイブリッド(Sエネチャージ)モデルがラインナップされる確率も高いでしょう。
クロスビーが全グレードで1.0L+ターボに加えてマイルドハイブリッドシステムのパワートレインですしね。
電動機のみで自走可能なハイブリッドシステムではなく、通常の乗用車に搭載されている発電機を強化して、補助モーターとしても利用できるようにしたものである。トヨタ・プリウスやトヨタ・アクアやスズキ・ソリオなどのモーターのみで走行できるハイブリッド車とは異なる。乗用車では登場当初はトヨタ・クラウンのごく一部の仕様に採用されていたが、現在では主にスズキが採用している。 軽ジムニーのボディサイズは規定があるので今とほぼ変わりませんがシエラに関しては未知数。 参考までに現行モデルの大きさです。 スズキが持つ変速方式は大きく以下の4種類です。 ジムニーという車が持つキャラクターや顧客層からMTの採用は確実ですが、オートマのトランスミッションについてはまだ分かりません。 ただ最近のスズキはスイフトやバレーノなど主力だったCVTではなく6速ATを採用する車種が増えています。 リーク画像を見る限りではAGSでは無さそうですが、公式な発表があるまでは読めませんね。 1998年デビューの現行ジムニーで足りない部分は何といっても安全装備です。 現在、スズキの最新車種では主に6つの安全装備が付くので次期ジムニーでも採用されることは間違いないでしょう。 オフロードの走行性能は抜群でも現行モデルでは安全装備に不安が残ります。 フロントガラスに設置される単眼カメラ+レーザーレーダーの2つの検知機能によって前方の歩行者や車などを検知。 デュアルセンサーによって衝突防止の自動ブレーキ機能が動作します。 約10km/h以下の徐行運転中、前方に障害物を検知したときはアクセルを強く踏み込んでも最長5秒間アクセルに制御が掛かり急発進を防止します。 またブザー音やメーター内の警告表示により衝突回避を支援します。 万が一の踏み間違えのときも安心です。 時速60km/h~100km/hで走行中に車線からはみ出しそうになるとブザー音+メーター内警告表示によりドライバーに注意を促します。 自動で元の車線に戻る自動運転のような機能ではなく、あくまでも警報機能です。 時速60km/h~100km/hで走行中に蛇行や車線逸脱を繰り返すとドライバーの疲れを検知して警報を鳴らします。 デュアルセンサーによって前方の先行者との距離が5m以上離れても、自車が停車を続けている場合にはブザー音とメーター内警告によって発進するようにお知らせをしてくれます。 前方車両や対向車がいない場合には自動的にヘッドランプをハイビームに切り替えます。 その他、街路灯が多い道や明るい場所ではロービームとなります。 スズキの現行車種の多くはハーテクトというプラットフォームを採用していますが、新型ジムニーはオリジナル設計が用意されるでしょう。 というのもジムニーは本格的なオフロード走行車両のためフレーム形式にはしご型(ラダーフレーム)と呼ばれる強度・剛性の高いプラットフォームを使っているからです。 ほとんどの車種はモノコック型といってシャーシとボディが一体化したタイプを採用しており、車の軽量化や室内空間を確保しやすいメリットがあります ただ万が一の事故のときにはボディ全体が一体化しているので、全体的に潰れや歪みの影響を受けて乗車者が外に出られないといった状況が起こりえます。 また事故を起こさなくても路面状況が悪い道を長年走っていると、ボディ全体が疲弊して歪みが起きます。 山道や雪道、砂漠、未舗装の道路などを走破する本格的なSUVには向いていません。 現在はコスト削減や軽量化のためにラダーフレームは減っていますが、採用している車は凄いのばかり! 言わずと知れた国産SUVの王様のランドクルーザーもラダーフレームです。 国産車では他に同じくトヨタのFJクルーザーやプラド、三菱のパジェロなど本格的SUVに限られています。 日本ではオフロード車両というよりも都会を颯爽と駆け抜ける高級SUVとしてお馴染みのGクラス。 スクープショットを見る限り、新型ジムニーはGクラスのコンパクト版!?のようなデザインになるかもしれませんね。 SUVの代名詞であるジープですがラダーフレームを採用しているのはラングラーだけ。 その他、チェロキーやグランドチェロキー、コンパスといったジープブランドはラダーフレームではありません。 三菱のパジェロはラダーフレームとモノコック型を組み合わせたビルトインラダーフレームを採用。 基本構造はモノコックですがラダーフレームを追加して補強することで剛性を高めています。 ジムニーはカスタマイズ性に優れた車種であることでも有名ですね。 スズキからはエクステリアパーツやインテリア、細かなディテールにこだわった上級グレードであるランドベンチャー仕様が発売されることは間違いないでしょう。 その他、カスタマイズメーカーなど社外メーカーからも発売直後にリフトアップキットなどが登場することになります。 ジムニーは悪路走行性能やボディ剛性などを考えるとかなりコストパフォーマンスが高い車種です。 恐らく4代目モデルも現行と同じ程度の値段で出してくることが予想されます。 新型ジムニーの発売はスズキ本社がある静岡県の静岡新聞NEWSでは2018年2月と予想されてましたが、まだ発表が無い状況で明確な時期については分かっていません。 スズキは軽四輪駆動車「ジムニー」を約20年ぶりにフルモデルチェンジする。4代目となる新型車は10月の東京モーターショーで公開し、2018年2月ごろに発売する方向で調整を進めている。 出典:http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/395149.html 決定していることはスズキの国内生産体制見直しにより、2018年の上半期で磐田工場でのジムニー生産が終了して湖西工場での生産に切り替わることです。 生産拠点変更のタイミングがジムニーのフルモデルチェンジになるのは明らか。 今後のスズキからの公式発表、そして今後開催予定のモーターショーに注目が集まります。 参考までに日本だけでなく世界も含めたモーターショーの開催予定は以下のようになります。 日本で開催されるモーターショーもしくは突然の公式発表で新型ジムニーの全貌は明らかになるでしょう。 最新情報が分かり次第、当記事も更新をしていきます!
ボディサイズ
トランスミッションはトルコンATとMTか
安全装備の充実
デュアルセンサーブレーキサポート
誤発進抑制機能
車線逸脱警報機能
ふらつき警報機能
先行者発進お知らせ機能
ハイビームアシスト機能
プラットフォームは新開発か
ランドクルーザー200
メルセデスベンツ・Gクラス
ジープ・ラングラー
三菱・パジェロ
ランドベンチャーなどカスタムモデルにも期待
予想価格は130万から160万
発売は2018年
スズキの値引き方法については別記事にまとめたので宜しければご覧くださいm(_ _)m