マツダが新型ロータリーエンジンと共にRX-9という新型車種の開発を始めており、2017年の10月27日(金)から11月5日(日)に開催される東京モーターショーで公式に発表があるのでは?ということで注目を集めています。
既にRX-VISIONというコンセプトカーはお披露目されていますが、マツダの役員会で正式にRX-9の開発が決定したということです。
国内自動車メーカーでは最も勢いがあるといっても良いマツダの新型車種&ロータリーエンジンともなれば注目を集めることは間違いありません。
今回はRX-9についての最新情報を紹介していきます!
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マツダ新型車種RX-9のデザイン、スペック、価格、発売日
開発は役員会で承認
RX-9の開発に関するソースは以下のようになっています。
時には否定的な情報が聞こえることもあるものの、何度も再燃を繰り返すマツダのロータリー・エンジン搭載車復活の噂。2015年の東京モーターショーで「RX-VISION」というコンセプトカーが公開されてから、ファンの希望と期待はますます高まるばかりだ。そしてまた、日本の『ロレンス』というウェブ・マガジンから新たな情報が届いた。次世代型ロータリー・エンジンを搭載したピュア・スポーツカーの開発が、マツダの役員会で承認されたというのだ。
この記事によると、マツダは2019年の東京モーターショーで「RX-9」と名付けられた市販モデルを発表するという。その前に、2017年の同ショーでまず「市販型に近いプロトタイプ」を公開するそうだ。
出典:http://jp.autoblog.com/2016/08/27/mazda-rx-9-coupe-concept-tokyo-report/
RX-VISIONがベースか
マツダという会社の規模からすると既に公開済のRX-VISIONがRX-9のコンセプトモデルという扱いになると思います。
RX-VISION、RX-9それぞれが別の2車種となって市販化される確率は低いでしょう。
靭SHINARIと雄TAKERI
マツダが2010年に発表したコンセプトカーである靭(シナリ)、そして2011年の雄(タケリ)は現在アクセラ、アテンザとして市販化されています。
インテリアはかなり違いがありますがエクステリアに関しては、できるだけコンセプトカーに近い形なのが分かります。
こちらは靭!アウディA5、A7のスポーツバックやメルセデスCLSのような4ドアクーペ。
靭よりも市販モデルに近くなった雄!
予想エクステリア
コンセプトモデルである雄から市販されたアテンザは違いが少ないように、RX-VISIONからRX-9についても違いは最小限に抑えられるはずです。
まずは2017年の東京モーターショーで発表予定のプロトモデルに期待しましょう!
ジュネーブモーターショー2016でのRX-VISIONのフロントビュー。
よく見るとヘッドランプ上側に切れ目が入っており、リトラクタブル型の復活を匂わせていますが、LEDが埋め込まれておりデイライトとしての役割を果たすようです。
リアはグラマラスなお尻と一体化したディフューザー、そして左右2本出しマフラーが凄くきれい!
テールランプはかつてのFD3S型RX-7を思い出されるデザイン。
CG版のRX-VISION。実車で見ると凄く立体的に見えますが、CGでは滑らかな曲線をうまく使っていることが分かります。
そしてこちらは外国の方による予想イラスト。
インテリアは革張り
動画はRX-VISIONの外装と内装が分かる動画。
3連アナログメーターにマニュアルトランスミッションを採用で走りに拘る人にとっては文句のない出来栄え。
インテリアは、シンプルさと力強さを極限まで追求するとともに、職人が手づくりで仕上げた風合いと、精緻なマシン表現を融合させたデザインとしています。精緻な計器類を配し、マシンらしさを追求したコクピット、シンプルな形状のインストルメントパネル、本革仕立ての馬の鞍をモチーフとしたセンタートンネル部を覆うトリムにより、緊張感がありながらも、手づくりによる温かみを感じる上質な空間をつくり上げました。
出典:http://www2.mazda.co.jp/motorshow/2015/display/rx-vision/
車の大きさとホイールサイズ
RX-VISIONは意外と全長がコンパクトなものの、車幅はフェラーリやランボルギーニといったスーパーカーに迫る2m近いサイズ。
市販化される際にはCX-5と同じく日本でも扱いやすいギリギリの1840mm抑えられるはずです。
- 全長:4389mm
- 車幅:1925mm
- 車高:1160mm
- ホイールベース:2700mm
- ホイールサイズ:前輪245/40R20 9.5J、後輪285/35R20 11J
- 乗車定員:2名
スカイアクティブロータリーエンジン
RX-9のパワートレイン、エンジンで期待されるのは当然ロータリーエンジンの復活です!
SKYACTIV-Rエンジンとして50人以上のエンジニアからなるチームが8年以上開発を進めており、400馬力以上・9000回転まで回すことができるとのこと。
問題点はロータリーの弱点ともいえる燃費だそうですが、水素燃料を採用することで低燃費性を改善させるかもしれません。
水素ロータリーの実用化
水素ロータリーというと凄く未来的な感じがしますが、何気に日本国内の官公庁や企業向けの車両では実用化されている技術です。
こちらがRX-8ハイドロジェンREという水素燃料で回るロータリーエンジンを搭載している車。
出典:http://www.mazda.com/ja/innovation/technology/env/hre/
RX-8ハイドロジェンREはマツダが世界ではじめて実用化に成功した水素ロータリーエンジン車です。内燃機関ならではのトルク感、加速感、エキゾースト音などを損なうことなく、CO2の排出量はゼロ、NOxもほとんど発生しない「究極のエコカー」で、水素使用時の航続距離は100kmを実現しました。2006年に日本国内の官公庁や企業向けのリース販売を開始し、2008年にはノルウェーの水素道路プロジェクト“HyNor”へも参画しています。
価格は600万?800万!
RX-9の価格は800万円前後になるのではと予想されていますが、海外サイトのcaranddriver.comでは$50,000=日本円で約5,700,250円という予想も。
1000万円近いとなるとBMW6シリーズ、メルセデスSクラスクーペ、ポルシェ・ケイマンや911などラグジュアリークーペから本格的なスポーツカーまで選り取り見取り選べてしまう価格帯に突入します。
国産メーカーでは日産のGT-R、レクサスのRCや2017年春発売予定レクサスLCなどがあり、どれも各メーカーを代表するような車種ばかり!
RX-9の価格については公式な発表は0のため、一体どの価格帯として発売されるかは現時点では分からないのが現状です。
値引き方法
発売日は2018年~2020年
RX-9の発売日は2018年~2020年が濃厚となっています。
記事中にも紹介したように2017年に市販化に近いプロトモデルを発表、そして2018年以降に市販車種としてプレスリリース予定です。
今後も最新情報が追加され次第、更新をしていきます!