レクサスの2ドアラグジュアリークーペの新型車種「LC500」とハイブリッドモデルである「LC500h」が日本で初お披露目されました。
既にレクサスでは2ドアクーペである「RC」がラインナップ済ですが、今回の「LC」はフラッグシップラグジュアリークーペを掲げ、差別化を図っている模様です。
スポーティーな部分はもちろん、ラグジュアリーといった点に非常に力を入れているLCについての最新情報をスペックが近いRC350と比較しながらまとめていきます。
目次
2016|LC500の最新情報まとめ
スペック
ボディサイズ
LC500・LC500h | RC350 | |
車長×車幅×車高[mm] | 4760×1920×1345 | 4695×1840×1395 |
ホイールベース[mm] | 2870 | 2730 |
長さ、ホイールベース、車幅はLC500が1回り大きくなっていますが、車高は50mmも低くなっており、かなりスタイルを重視したボディサイズになっています。
1920mmという国産クーペとしては異例の車幅もデザインを重視した表れでしょうか。
乗車定員はどちらも4名ですが考え方としては2+2で後部座席はあくまでもエマージェンシー目的となっています。
パワートレイン
LC500 | LC500h | RC350 | |
エンジン | V型8気筒 | V型6気筒 | V型6気筒 |
総排気量[cc] | 5000 | 3500 | 3500 |
最高出力 | 349kW(475PS) /7100rpm |
220kW(299PS) /6600rpm |
234kW(318PS) /6400rpm |
最大トルク | 530Nm(54.0kgm) /4800-5600rpm |
348Nm(35.4kgm) /4900rpm |
380Nm(38.7kgm) /4800rpm |
駆動形式 | FR | FR | FR |
トランスミッション | 10速AT | 10速AT | 8速AT |
LC500では低排気量+ターボのダウンサイジングが増えて輸入車でも採用が少なくなってきた、V型8気筒5.0Lの大排気量エンジンを搭載しています。
ノンターボなので馬力として最高475PSと、十分に高い数値ではありますが500PSには届きませんでした。おそらくレクサスのFモデルで500PS越えの真のスポーツカーとして用意してくるのではと予想されます。
トランスミッションもデュアルクラッチ(DCT)では無くトルクコンバーター式ではありますが、10速ものギアを備えており加速・燃費性能に優れたうえで、変速時間もDCT並みということですし、何より信頼性も高いということで文句の付けようはありません。10速ATといえばホンダが開発中、シボレーのカマロZL1に採用が決まっていますが、レクサスも遂に投入してきました。
ハイブリッドモデルはV6気筒でスペックも大人しなく、より上品に楽しみたいというニーズに応える設定です。
インテリア
ブランドイメージ向上に力を入れているレクサスですので、内装についても今までとは違いベージュカラーでシート、ダッシュボード、インパネまで統一してきました。もちろんカラーを選ぶことはできると思いますが。
日本人の傾向として明るい色は汚れが目立つということで人気が無く、あまり設定がされてきませんでしたが世界のスポーツカーと戦うためには明るい色は必要不可欠と言えます。発売地域も世界65カ国とかなりの力の入れようです。
フラッグシップクーペということで、至る所にステッチ入りの本革を採用しており高級感ある仕上がりに。
エクステリア
レクサスの代名詞となったスピンドルグリルが印象的なフロントマスク。
オプションでカーボンルーフを選択できるなど、高級2ドアクーペに求められる顧客オリジナルのカスタマイズ性にも優れているようです。
新型LCの実現はデザインおよびエンジニアリングチームのコラボレーションの結集であり、様々な困難を乗り越えた結果である。
その妥協なきエクステリアは走行性能の要件とデザインの狙いが合致したダイナミックなプロポーションとエレガントさを融合したデザインを実現している。艶やかな曲面とフロントからリヤへと流れるラインを受け、リヤ中央部にスピンドル形状のテーマを採用。テールランプ外側から伸びたターンシグナルランプと合わせ、際立ったLEXUSの個性を表現している。デザイン性に留まらず、リヤに配置されたマフラーディフューザーやスポイラーは走行中の空気の流れを制御し、走行性能を向上させている。
出典:lexus-int.com
サイドビューも非常に格好良く、数少ない正統派2ドアクーペの美しいボディラインです。
Video of Lexus LC 500 racing F18 jet fighter in Spain. https://t.co/KDlwUsOTrp#LexusLC #LC500 pic.twitter.com/QwMwNdtkbe
— Paul Williamsen (@williapm) May 9, 2016
Spanish Actress, Mar Saura @marsaura, enjoying a drive in the #Lexus #LC500 #LCOnTourhttps://t.co/sJt7vx5I58 pic.twitter.com/buk2LwRPM5
— Lexus News Europe (@Lexus_EU) May 9, 2016
価格は1000万越えか
正式な価格発表はされていませんが、レクサスのフラッグシップスポーツカーということで1000万越えは確実と思われています。インテリア・エクステリア、そしてスペックを見れば納得せざるを得ない価格ではありますが。
参考までに同じV型8気筒5.0Lエンジンを積んだRC Fは9,540,000円~10,310,000円の価格設定でした。
発売時期は2017年の春
こちらは細かい日付までは決まっていませんが、2017年の春ということは正式発表されました。
消費税10%への引き上げが決まれば、ほぼ重なる時期ということで発売のタイミングも重要になるかもしれません!?まあLC500を買う層は消費税に関してはあまり気にしない人が多いとは思いますが。。。
LC500の口コミ・その他情報
左がLF-LCのホイール
右がLC500のホイールです
よくご確認ください pic.twitter.com/JotT2vGnp8— いろは6 (@Kaz3647M3) May 19, 2016
Featuring next-generation engine and transmission tech @Lexus brought the 2018 LC500 hybrid stateside for #NYIAS pic.twitter.com/JvXfBGTaSF
— Nik J Miles (@nikjmiles) April 4, 2016
I #love when brands create cars so similar to the prototype launched years ago! Congratulations @Lexus!!#LFLC #LC500 pic.twitter.com/YOS7TMzhrK
— Acu (@PAcunaBatalla) April 2, 2016
LC500のまとめ
堂々たるボディサイズを見ても日本国内向けではなく、海外市場をメインターゲットに据えたLC500。
レクサスのブランドイメージ向上に間違いなく貢献するであろう1台に仕上がっていますが、1000万を超えるとなると多くの輸入車勢がライバルとなりえます。
メルセデスベンツ・Sクラスクーペ、BMW・i8、アウディ・R8、ポルシェ911などなどの車種と真っ向勝負をすることに、、、
純粋なスペックだけでは比較が出来ないレベルの戦いとなります、レクサスの今後の動きにも注目です。
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