マツダはミニバンというカテゴリーのジャンルの生産を中止して世界的に人気の高い、SUVの生産へシフトしていくようですが、その第1弾として3列シート7人乗りのSUVを開発しています。
この車の正式な名称は発表されていませんが恐らく「CX-6」としてデビューをするようです。
CXシリーズは現在CX-3、CX-5が日本国内でもラインナップされていますが、SUVクーペの「CX-4」は中国市場、そしてCX-6と同じく3列シートを持っている「CX-9」はアメリカ市場で販売されています。
CX-9の大きさでは日本の道路事情を考えると大きすぎるということで、一回り小さくした日本向けのCX-6をラインナップに加えていくとのことです!
目次
マツダ新型CX-6のスペック最新情報&予想!口コミ評価
エクステリア
CX-6の全貌は明らかにはなっていませんが、カモフラージュされたテスト車両・プロタイプの画像は捉えられています。
大きなフロントグリル、そして新型CX-5やジャガーFペースのように薄めのヘッドランプを採用していることが分かります。
こちらは真横からの見た目ですが、最近流行りのSUVクーペ風のボディデザインではないようですね。
後部座席のドアノブもCピラーに隠されているわけではなく、いわゆる所定の位置に配備されています。
7人乗りの車なのでスライドドアが何かと便利なのですが、マツダはスライドドア(ミニバン)の生産をしばらくは辞めるようですのでCX-6に採用されることはまずないでしょう。
⇒スライドドアの外車一覧をまとめ!値段も安くて国産車よりお得?
リアビューもCX-5と比べてもこれといった変わったところは見当たりませんし、テールランプも見慣れたデザインですね。
マフラーは有難いことに左右2本出しでカッコイイ!車好きにとっては地味に嬉しいですね。
参考までに北米市場で発売されているCX-9です!とにかく大きい!
全長は5m越&車幅場は1.9m越という日本の道路では何かと不便するサイズ感です。。。
フロントバンパー、サイドスカート、リアディフューザーにかけてアルミメッキ調のラインが施されておりお洒落です。
左右のテールランプもメッキ調でつながっており一体感を演出しています。
インテリアは謎
カモフラージュされたテスト車両は目撃されていますが、そのインテリア内装については現時点で不明となっています。
ただ新型CX-5、CX-9の2車種から大きく変更されることは無いでしょう。基本的な内装はシリーズで統一されるはずです。
こちらはCX-9のインテリア、ダッシュボードインパネ周り。
次に2017年2月発売予定の次期CX-5の内装、比較してみると細かなディテールの違いはあるものの、マツダコネクト、エアコン操作部、ATセレクターなどの配置は統一されています。
パワートレインはガソリンとディーゼル
CX-6に積まれるエンジンとしてはガソリンターボモデルとディーゼルモデルの2つが用意されます。
トランスミッションに関してはトルクコンバータ式の6速ATでマニュアルシフトが用意される確率はほぼ0です。
駆動方式はFF、4WD。
スカイアクティブ2.5L直列4気筒+ターボ
- エンジン:直列4気筒2.5L+ターボ
- 最高出力:169kw(227PS)/5,000rpm
- 最大トルク:310Nm(42.9kgm)/2,000rpm
スカイアクティブ2.2L直列4気筒クリーンディーゼルターボ
- エンジン:直列4気筒2.2Lディーゼル+ターボ
- 最高出力:129 kW(175 PS)/ 4,500 rpm
- 最大トルク:420 Nm(42.8 kgfm)/ 2,000rpm
ボディサイズ
CX-6の車の大きさは公表されていませんが、参考までにCXシリーズのサイズを表にまとめました。
単純に考えれば新型CX-5、CX-9との間をとった大きさになりますが、日本の道路事情を考えると車幅は1,840mmというのはそのままな気がします。
CX-9のように5m越え&車幅1.9m越えというアメリカンサイズSUVになることは無いはずですので、、、
全長 | ホイールベース | 車幅 | 車高 | |
CX-3 | 4,275 | 2,570 | 1,765 | 1,550 |
CX-4 | 4,633 | 2.700 | 1,840 | 1,535 |
CX-5 | 4,540 | 2,700 | 1,840 | 1,705 |
新型CX-5 | 4,545 | 2,700 | 1,840 | 1,690 |
CX-9 | 5,071 | 2,870 | 1,936 | 1,734 |
G-ベクタリングコントロール(GVC)
大型の7人乗りSUVとなると心配なのが乗り心地ですが、マツダの新技術であるGーベクタリングコントロール(GVC)が採用されることはほぼ確定です。
ドライバーと車の一体感を追及しているマツダですが、乗り心地は別の話ということでカーブの時でも車体が揺れにくいといった技術を搭載しているのがGVC。
GVCは、マツダがこれまで取り組んできた「統一感」をさらに進化させるため、「エンジンでシャシー性能を高める」という新発想と、人間中心の開発思想に基づいて開発されました。機械の効率のみを考えて制御するのではなく、「人間を中心に、人間の特性に基づいてクルマがどうあるべきかを考える」という開発哲学に基づいて、より多くの人に「なめらかなGのつながり」を提供します。
GVCはドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させることで、これまで別々に制御されていた横方向と前後方向の加速度(G)を統合的にコントロールし、4輪への接地荷重を最適化してスムーズで効率的な車両挙動を実現する世界初*の制御技術です。
CXの名前の意味
マツダのクロスオーバーSUVは車名にすべてCXと付きますが、これはCがクロスオーバーコンセプトを表しており、Xは未知数・スポーツカーという意味だそうです。
SUVでありながらもスポーティー、未知な魅力を車を持っているということでしょうか!?
CXの後に続く数字はアウディやBMWと同じく車格を表しています。
価格は270万~400万程度か
2017年2月に発売される新型CX-5の価格帯は20S(最も安いグレード)で2,462,400円で、XD Lパッケージ(最上級グレード)で3,526,200円となっています。
車としては1回り大きくなりますし3列シートも加わるということで、これより安くなることはないため270万~400万円程度を考えておけば良いでしょう。
値引き方法のコツ
CX-5などマツダ車を安く買う“ウラワザ”については、以下の記事で詳しく紹介しているので宜しければご覧下さい。
発売日は2017年11月から12月
CX-6の公式発表は10月27日(金)から11月5日(日)の10日間にかけて実施される東京モーターショー2017で行われると予想されており、この場で発売日も決まるのでは!?とされています。
口コミと評価
先程、至近距離で新型CX-5とは異なる3列SUVらしき擬装車両がマツダ南門から運ばれるのを確認。フロントは新型CX-5風、テールランプはピラー上に縦配置。三列目?横窓の形状はアテンザワゴン風。全長はCX-5+α程度。これ、噂のCX-6かな?
— 壱源 (@replica2st) November 22, 2016
7人乗りの車、どれも決め手に欠けるので、マツダCX-6待ってみようという気持ち
— Gosuke Miyashita (mizzy) (@gosukenator) November 2, 2016
CXといえば、マツダが来年後半に日本市場に投入するらしいCX-6、なかなかいいかも(゜-゜)
— 松川 達哉 (@pine810) December 2, 2016
最新情報は追加しだい更新をしていきます
まだまだ未知の情報が多いCX-6ですが、基本的には新型CX-5を少し大きくして3列目シートが配置された車として考えて大きく外すことは無いでしょう(笑)
今後も最新情報が分かり次第、更新していきます!