ホンダが2010年から2017年まで発売していたハイブリッドスポーツカー「CR-Z」が復活するかもしれません。
2018年1月12日(金)から14日(日)まで幕張メッセで開かれる東京オートサロン2018内でCR-Zをベースとしたカスタマイズモデルが発表されるからです。
車種名は「Re:Z」でReはリラックス・リノベーション・リユース・リバイバルを意味しており、Zの文字はホンダが30年以上前に製造していた軽自動車「ホンダ・Z」から取っています。
当記事ではRe:Z、CR-Zの最新予想デザインなどをまとめていきます!
目次
ホンダから新型CR-Z発売か
カスタマイズカー・Re:Z
グレードの1つであったCR-Z α・Black Labekをベースにホンダがカスタマイズした車両がRe:Z(アールイーゼット)です。
2017年1月に生産終了した車をカスタムするのは非常に珍しくホンダからCR-Zに関する発表があるのでは?と予想されています。

未来的にもクラシカルにも見えるREZですがベース車両は冒頭でも紹介したように「ホンダ・Z」です。

両者を比較すると当たり前ですが似ていますね。
ホンダZの初代モデルは1970年~1974年に発売され2ドアクーペ風の軽自動車として人気を得ました。
当時の軽なのでエンジンは360ccです。
ホンダZ・GT
- エンジン:水冷直列2気筒
- 総排気量:360cc
- 最高出力:36ps
- トランスミッション:3速AT・4速or5速MT
次期デザインの予想画像
まだホンダから公式な発表はありませんが次期CR-Zの予想デザイン画像です。

CR-Z独特のハッチバック形状をそのまま進化させたデザイン。

かなりアグレッシブなフロントデザインの予想画。
最近ではあまり見ないボンネットのエアインテークも格好良いですが、ここまで斬新になることはなさそう。。。


プラットフォームはシビックと共有か
次期CR-Zでは新型シビックに採用されている新開発の低重心プラットフォームを共有することになるでしょう。
同じ駆動方式、そしてトランスミッションもCVTか6速MTになることが濃厚ですが、ヴェゼルハイブリッドでは7速のDCTを使っていますし、同じくハイブリッドとなるCR-ZでもDCTの可能性はあるでしょう。
またCR-Zは数少ないハイブリッドでマニュアルトランスミッションを採用していた車ですからMTラインナップには期待が集まります。
またホンダのスポーツカーとしてはタイプRの設定にも注目されます。
エンジンは1.5L

エンジンはフィットやヴェゼルで採用されている1.5Lの直4が使われそうです。
ここにモーターが加わりますが新型インサイトと同じく2モーター式になるでしょう。
ヴェゼルでは1モーター式ですが2モーターにすることでハイブリッドカーとして高燃費を達成できますし、スポーツカーであるCR-Zにとってモーターは燃費向上だけでなく加速力向上にも大きく繋がります。
スポーツカーのラインナップ
ホンダではCR-Z復活の他にS2000復活の動きもありZSXという車種名で登場するのでは予想されています。
グランツーリスモと共同開発で「ホンダスポーツビジョン・グランツーリスモ」という2ドアスポーツカーのコンセプトモデルも発表されています。
既に発売されているホンダのスポーツカーとしては軽自動車のS660と2000万越えのスーパーカーである新型NSXがありますが、この間に位置するモデルをラインナップに加えてくることは間違いないでしょう。
ただ新型CR-ZとZSXの2つが市販化される確率は少なく、どちらか1つになるのが現実的な見方です。
ライバル
CR-Z以外にも日本メーカーからスポーツカーの発売が多く予定されています。
日産からは8代目のS16型シルビアやフェアレディZのフルモデルチェンジ。

そしてCR-ZのライバルではなくNSXのライバルですがGT-Rのフルモデルチェンジも2020年以降にありそうです。

マツダからは伝統のロータリーエンジン復活、第一弾としてRX-7・RX-8後継のRX-9。
ロータリーエンジンのデメリットとして低燃費がありますが水素エネルギーと組みわせることで改善を図るようです。

トヨタでは小型コンパクトスポーツカー「S-FR」の開発中止がほぼ決まっていますが、BMWとの共同開発で新型スープラの発売を予定しています。
価格は200万円台後半
プラットフォームを共有するシビックの価格設定はセダンが2,580,120円でハッチバックが2,730,240円。
CR-Zはハイブリッドになるのでベースグレードは200万円台後半からになるでしょう。
日本導入次期は分かりませんがテスト風景が目撃されており発売がほぼ確定しているインサイトの価格も参考になるかもしれません。

発売日、復活のとき
CR-Zの発売日はまだ未定ですがRe:Zが展示される東京オートサロンオートサロン2018内で何らかのアナウンスがあるかもしれません。
発売日の決定はなさそうですが開発を匂わす発言はあるかもしれないので注目して待ちましょう!
最新情報が分かり次第、当記事も更新をしていきます。

ホンダの値引き方法については別記事にまとめたので宜しければご覧くださいm(_ _)m