20代と言っても学生の人もいれば、バリバリ社会人として働いている人もいるので、一概にまとめることはできませんが多くの人が車を欲しいと思う年代です。
免許取得後すぐに親に買ってもらったという人もいると思いますが、、、
今回は20代で車を始めて購入する人に向けて、平均的なお給料から無理なく買える値段や維持費の話、車選びのポイント、お勧めの車種や安く買うコツを紹介していきます。
独身だと自由に車も選べますし、外車も意外と買えてしまうものなのです!
目次
20代で車購入するときのお金の話
年収300万円前後として考える
車を買うには何はともあれ「お金」が必要なのでカンタンにお金の話から始めていきます(x_x;)日本の平均年収が約450万と言われる中で20代では以下のようになっているので、この数字を基にして当ページでは解説していきます。
20代前半
- 男性:約270万円
- 女性:約230万円
手取りで1ヶ月、14万~18万円になります。
20代後半
- 男性:約370万円
- 女性:約300万円
手取りで1ヶ月、16~22万程度になります。

180万円までとした理由
20代の平均的な給料からすると車の価格としては180万円が上限なのかなと思います。
180万円の車を探すようにすると諸経費等を入れても200万で収まりますし、値引き交渉をする際にも全てコミコミ200万以下になりませんか?と切り出し易いというメリットもあります。
3年、5年ローンで考える
100万以上を一括で払える人は悩む必要はありませんが、多くの人が頭金+ローンという形で支払いを行っていきます。
例としてトータル180万円の車を頭金30万円入れて、残りの150万円をローンで払う場合だと毎月どのぐらいのお金が必要なのでしょうか?
- 150万円を3年(36ヶ月)で支払う
- 金利は3%として考える
- ボーナスは年2回
このような支払い計画の場合、月々の返済額は以下のようになります。
- 26,173円/毎月
- 131,488円/ボーナス月(年2回)
- 16,172円/毎月
- 81,233円/ボーナス月(年2回)
この金額であれば実家暮らしをしている方であれば、無理なく払っていけるのではないでしょうか?
1人暮らしをしている方だと家賃、駐車場代も考慮しなければなりませんが、コミコミ120万程度の車を狙えば毎月13,000円以下、ボーナス月70,000円以下となります。
180万出せば買える車種って何があるの?
新車なら軽かハッチバック
新車価格で180万円以内だと軽自動車かコンパクトなハッチバックカーが現実的な選択肢となります。
ここでは20台の若い方でも買えるかっこいい車、可愛い車を紹介します。
マツダ・デミオ

マツダのデミオはかっこいいエクステリアと質感高く欧州車のようなインテリアが魅力のコンパクトハッチバックで、新車価格で140万円台からラインアップされているコストパフォーマンスの高い車です。
マツダと言えばクリーンディーゼルが有名ですが、デミオはガソリンエンジンでも24.6km/lと低燃費ですしトランスミッションは6速ATでキビキビとした走りも楽しむことができます。
ディーゼルだと燃費は30.0km/lになり燃料もレギュラーではなく軽油になるのでお得ですが、車両価格が180万円を超えるのがデメリット。
あなたのお財布状況と相談してガソリンにするかディーゼルにするかを決めるとよいでしょう。

ブラウン色のスエード素材がオシャレなテーラードブラウンは1,755,000円ですがオシャレなインテリアにしたい方にはピッタリ!
- 全長×全幅×全高:4060×1695×1500mm
- ホイールベース:2570mm
- エンジン:直列4気筒
- 総排気量:1986cc
- 自動車税:34,500円/年
- 最高出力:151ps(111kW)/6100rpm
- 最大トルク:19.7kg・m(193N・m)/3800rpm
- 燃費:24.6km/l
スズキ・クロスビー

スズキのクロスビーは大ヒットとなった軽SUV「ハスラー」の普通車版のモデルで、丸目で可愛らしい見た目とSUVらしい力強さを両立した車種です。
エンジンは直列3気筒+ターボで総排気量は996ccなので自動車税が普通車としては最も安い29,500円/年なのも魅力的。
マイルドハイブリッドを積んでいて燃費は22.0km/lと低燃費。

インテリアも遊び心あふれたデザインで質感も高い仕上がりになっています。
- 全長×全幅×全高:3760×1670×1705mm
- ホイールベース:2435mmmm
- エンジン:直列3気筒+ターボ+モーター
- 総排気量:996cc
- 自動車税:29,500円/年
- 最高出力:99ps(73kW)/5500rpm
- 最大トルク:15.3kg・m(150N・m)/1700~4000rpm
- 燃費:22.0km/l
アルト・ラパン

アルトラパンは女性をターゲットにしたカワイイを前面に押し出した軽自動車。
インテリアのナチュラルウッド調パネルは机をイメージしており引き出しのような収納スペースも特徴的。
自分の部屋のようにくつろげる心地よい空間を作り出すことができます。

- 全長×全幅×全高:3395×1475×1525mm
- ホイールベース:2460mm
- エンジン:直列3気筒
- 総排気量:658c
- 自動車税:10,800円/年
- 最高出力:52ps(38kW)/6500rpm
- 最大トルク:6.4kg・m(63N・m)/4000rpm
- 燃費:35.6km/l
N-BOX スラッシュ

ホンダの軽自動車、Nシリーズの中で最も若者向けなのがN-BOXスラッシュです。
両側スライドドアのN-BOXと違って後部座席のドアはCピラーのひんじ部分に埋め込まれておりスタイリッシュなエクステリアなのが特徴の軽でありながらカッコよく見えます。
インテリアカラーパッケージのグレードを選べば内装の色やデザインを様々なタイプから選ぶことができるのが魅力的ですが、車両価格は1,469,880円~と軽自動車としては少し高いのがデメリット。

ターボエンジンも選ぶことができるので加速性能が欲しい人にもおすすめの軽自動車。
- 全長×全幅×全高:3395×1475×1670mm
- ホイールベース:2520mm
- エンジン:直列3気筒
- 総排気量:658c
- 自動車税:10,800円/年
- 最高出力:58ps(43kW)/7300rpm
- 最大トルク:6.6kg・m(65N・m)/4700rpm
- 燃費:25.8km/l
普通車の人気車種
どうせ買うなら軽じゃなくて普通車が欲しいという方におすすめ車種を紹介します。
トヨタ・C-HR

トヨタのC-HRはハイブリッドモデルならカタログ燃費が30.2km/Lという低燃費で人気のSUV。
デザインも格好良く20代の若い人にも人気があります。
新車価格は250万円以上しますがローンを組めば払えないこともありません。
C-HR購入に必要な給料や支払いプランについてはC-HRを購入するのに必要な年収とは?購入層や支払方法をまとめ!の記事をご覧ください!
トヨタ・ヴォクシー

トヨタのヴォクシーは若者をターゲットにしたミニバンで結婚してからもファミリーとして使うことができるので、思い切って若いうちに買うのも良いかもしれません。
3列シートで7~8人乗りなので友達とドライブや旅行にもピッタリの1台。
ヴォクシーもC-HRと同じく新車で買うと250万円は必要ですが支払い計画をしっかりと立てれば無理なく買うことができます。
詳しくは新型ヴォクシーを購入できる年収はどのぐらい?頭金や支払方法まとめをご覧ください。
中古だと外車も買えちゃう
予算180万円で新車だと選択肢は限られてしまいますが、中古車まで選択肢を広げるとほとんどの車種やタイプが買えます。
女子にモテル車ナンバー1のBMWも1シリーズなら手が届きますし、上品なイメージのアウディや高級車の代名詞と言えるベンツもコンパクトモデルなら買うことができますよ!

流行りのSUVは国産車であればかなりお値打ちに買うことができます。
ポルシェのカイエンも型落ちとなる初代モデルなら170万代で買えますが、燃費や部品代など維持費を考えると現実的は難しいです。
流石に現行タイプのカイエンは180万円以下では買えませんが輸入車は型落ちすると一気に中古車市場での価値は下がる傾向にあるので、古いモデルでもかまわない!という方にとってはお買い得です。
保証付きの中古車を探そう
もちろん中古車となると心配なのが故障や維持費といった問題ですが、最近では中古車であっても新車と同等の保証が付くケースが増えているので、しっかりと保証の有無さえ把握していれば心配する必要はありません。
中古車検索サービスである「ズバット車販売」では以下のような保証を付けて、あなたの条件にあったピッタリの車をプロが全国から探しだしてくれますので、購入を考えている方は気軽に利用してみてはどうでしょうか?
- 入庫時に徹底検査で修復歴は無し
- 国産車は最長10年保証
- 輸入車は最長5年保証
- 利用料金は無料
ズバット車販売はコチラから!
新車と中古の比較
中古車でも保証が付いて安心とはいっても、絶対に新車じゃなきゃ嫌だ!という人もいれば、中古車でも全然OK!という人もいるので、あなたの気持ちで決めるのがベストですが、ここではカンタンにそれぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。
新車のメリット
- 新車だから内装も外装もピカピカ
- 最新技術が付いている
- 好きなオプションやグレードを選択できる
- 保証が付いて故障の心配が少ない
新車のデメリット
- 価格が高い
- 好きな車が買えない(旧モデルなど)
- 納車に日数が掛かる
- 少しでも傷がつくと凄く落ち込む
中古車のメリット
- 安く買える
- 外車でも手が届く
- 最近は中古でも保証は付く
- 傷がついてもそこまで落ち込まない
中古車のデメリット
- 綺麗さは前オーナー次第
- 目に見えないこしょう
- 車両状態が分かりにくい
- 相場が分かりにくい
維持費は燃費と排気量を考えよう
そして車を買ったら気になるのが維持費ですが、燃費と排気量で大きく変わってきます。

燃費はカタログ値で15km/L以上は欲しい
燃費というのはカタログ値と実際の値が合わないのが実情ですが、カタログ値で15km/L以上あれば1リットルで10km程度は走ってくれます。
もちろん荒い運転、回転数を上げまくったりすると見る見るうちに悪くなりますが、、、燃費のためだけではなく交通事故を防ぐためにも法定速度内で安全運転を心掛けましょう。
ハイブリッド車は燃費が20km/l、30km/l以上あり経済性に優れますが新車価格が高いのが難点です。
ただ中古車になるとバッテリー劣化などを気にする人が増えるのか値下がり率が大きいので狙い目と言えるでしょう。
ハイブリッドであってもディーラー認定中古車であれば新車同様の保証が付くことが多いので、安心して長く乗りたいならぜひディーラー認定車をおすすめします!
自動車税は財布から出ていく
自賠責保険料、重量税というのは車検のときにまとめて払うので、あまり手痛さを感じませんが、自動車税というのは毎年4月~5月にかけて支払わなければなりません。
銀行引き落としなどの制度もないので、多くの人が財布に現金を持ってコンビニなどで払います。
そんなダイレクトに家計に響く自動車税は既にご存知かと思いますが、排気量によって以下のように定められています。
- 660cc(軽自動車):10,800円
- 1000cc以下:29,500円
- 1001cc以上~1500cc以下:34,500円
- 1501cc以上~2000cc以下:39,500円
- 2001cc以上~2500cc以下:45,000円
- 2501cc以上~3000cc以下:51,000円
- 3001cc以上~3500cc以下:58,000円
このあとも4000cc、5000cc、6000ccと続きますが、流石に20代でV12気筒や4000ccエンジンの車を買う人はいないと思うので割愛します。
無理をすると生活が厳しくなります
お金を自由に使えるうちだからこそ好きな車に高い金を払ってでも乗るべき!という意見もありますが、基本的には生活に支障が出ない範囲の金額で買える車をオススメします。
生活あってこその車ですからね。
近年は車の信頼性も上がっていて中古車でも故障やトラブルの心配はほぼないですし、保証付きで買うこともできます。
新車での購入が難しいかたは「ズバット車販売」を利用してあなたの欲しい条件の車をプロに探してもらいましょう!