日本でも人気の高い小型SUV・フォルクスワーゲンのティグアンが2016年にフルモデルチェンジを行います。
2008年に発売されてから8年が経過しましたが、この間に数多くのメーカーがSUV市場に参入しており、熾烈なシェア争いが展開されていますが、この状況の中でコンパクトクロスオーバーの先駆けとも言えるティグアンはどのように進化を遂げるのでしょうか?
現時点で分かっている情報をまとめていきます。
目次
ティグアンを始めとするフォルクスワーゲン車の値引きポイントはコチラの記事にまとめてありますので、宜しければ参考にしてみて下さい。
フォルクスワーゲン|ティグアンの最新情報
ボディサイズ
- 全長:4490mm
- 車幅:1840mm
- 車高:1630mm
- ホイールベース:2680mm
新型ティグアンは現行モデルより全長は60mm長く、車幅は30mm広くなっていますが、車高は60mm低くなっており現代的なスタイリングに進化していて、車両重量は-50kgもの軽量化に成功。
ホイールベースは75mmも拡張されており、室内空間もより広くなって使い勝手がかなり向上されています。
また空力抵抗を示すCd値は0.31で、SUVとしては高い数値を誇っており加速性能・燃費性能を同時に伸ばすことを可能としています。
パワートレインラインナップ
ガソリンエンジン
- エンジン:直列4気筒+ターボ
- 総排気量:2000cc
- 最高出力:125、150、180、220psの4種類を用意
ディーゼルエンジン
- エンジン:直列4気筒+ターボ
- 総排気量:2000cc
- 最高出力:115、150、190、240psの4種類を用意
ダウンサイジング+プラグインハイブリッド
- エンジン:直列4気筒+ターボ+モーター
- 総排気量:1400cc
- 最高出力:217ps
ガソリンとディーゼル合わせて8種類の出力が違うパワートレインが用意されていますが、日本に導入される際には絞られてくると思われますが、最も注目なのはダウンサイジング+プラグインハイブリッドモデルとなります。
ハイブリッドのモーターといえば燃費向上のためとして知られてきましたが、ホンダの最新NSXやラ・フェラーリに搭載されていることからも分かる通り、走りの性能面・最高出力を上げるためにも非常に有効なものとしても活用されるようになってきました。
次期ティグアンにおいても最も低排気量ながら217psという馬力を誇る結果となりました。
ディーゼルの排気ガス問題によるイメージ悪化は否めないフォルクスワーゲンが新たに力を入れている分野ですので、今度は期待しても良いのではないでしょうか。
トランスミッションはデュアルクラッチ方式(7速DSG)となっており、エンジン出力を損失なくダイレクトにタイヤを伝えることができます。
駆動形式はFFと4WD、四駆モデルがあり、本国ではマニュアルトランスミッション(MT)もあるようですが、正規輸入車では取り扱いはないと思われます。
都会的なエクステリア
フォルクスワーゲンによる公式動画です。
ティグアンのエクステリアはボディサイズの変更からも分かる通り、無骨なイメージの強かった前モデルに比べて、車高が低くなったことで都会的なイメージへと一新されました。
フロントバンパーはパサートにも見られたような水平を基調としたメッキグリルを採用しており、各自動車メーカーの最近の流れであるフロントマスク・グリルの統一に乗っ取ったデザイン。
同系列であるアウディは押しが強く強面っぽくなってるせいか、フォルクスワーゲンのほうが上品に見える人もいるのではないでしょうか?
インテリア
なんとメーターはアウディの特権かと思われていた12.3インチの大画面バーチャルコックピット!もちろんカーナビ画面の他にインフォメーションディスプレイへの切り替えも可能です。
使い勝手を考えて若干ドライバー側へ向けられたインパネ、そして質感の高いインテリアを備えており、何度も出てきますが高級車部門であるアウディに怒られそうなぐらいのクオリティーです。
最上級グレードにはランバーサポート付き。。。だけではなくマッサージ機能も備わっているとのことで至れり尽くせりです。
収納スペースも520Lと大容量で普段使いには十分すぎる空間が確保されていますし、もちろん後部座席は分割可動式です。
輸入車によく見られる足でトランクを開けることができる、トランクオープナーも設定があり買い物で両手に荷物が一杯になったときには、凄く助かる機能です。
燃費は20km/Lか
詳しい燃費情報はまだ分かりませんが、プラグインハイブリッドモデルは20km/Lは超えてくるでしょう。
燃費の計測方法で揺れる中で、カタログ値とユーザー実燃費の差が少ない輸入車の人気が高まっていることを考えると、今回のティグアンにはかなりの注目が集まることが予想されます。
価格は350万から
海外では2300ユーロ(日本円で278万円程度)の価格設定となっていることを考えると、最も安いベースグレードが300万円を切るぐらいかと思いますが、現行ティグアンの価格設定は3,420,000円からということを考えると現実的には350万からとなりそうです。
もちろん日本仕様では最も安いベースグレードでも本国ではオプション扱いの装備も最初から付くので、一概には高いと言えないですけどね。
現行ティグアンのベースグレード(Lounge Edition)¥3,420,000円
専用アルミホイールやロゴ入りエンブレムで飾られたエクステリアに、気持ちがときめく。専用ファブリックシートを備えた伸びやかな空間に、心地よい時間が流れる。純正インフォテイメントシステム“Composition Media”をはじめ、毎日を快適に走るための装備も充実。オプション設定された18インチアルミホイールで、よりスタイリッシュな個性を演出することもできます。Lounge Edition。それは高いアイポイントによる伸びやかな視界や、1.4L TSI(R)エンジンの軽快な走りなど、Tiguanのもたらす価値を身近に感じるためのモデルです。
発売日は2016年10月か
夏のボーナス商戦には間に合わないようで、車ディーラーにとっては少し落ち着いた秋の10月に発売が予定されています。
国産車ではありますがボディサイズ、価格帯、使用用途が重なるトヨタのC-HRは夏発売とされていますが、冬に遅れるのではないかという情報も流れています。
先にティグアンを出すことができれば、多くのユーザーを獲得できるかもしれませんね。
2016フルモデルチェンジのティグアンまとめ
既に発売されている新型パサートを始めとして、デザインがスタイリッシュで都会的となったフォルクスワーゲン車ですが、今回のティグアンも例外ではありません。
豊富なパワートレインと使い易いサイズ、そして内外装の質感といい高いクオリティでまとめられた一台となりました。
プラグインハイブリッドの投入など、ディーゼル不正問題のイメージを払拭するのに最高仕上がりとなったティグアンの発売は2016年の秋です。
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