スウェーデンの自動車メーカー・ボルボが発売しているミドルサイズSUVであるXC60がフルモデルチェンジして2017年4月には生産開始されます。
日本でも人気の車種ということで注目が集まっていますが、どのような進化を遂げたのでしょうか?
今回は2代目モデルとなる新型XC60についての最新情報をまとめていきます!
またボルボはXC40というコンパクトサイズのSUVを発売することも決まっていますので、以下の記事もよろしければごらんください。
⇒ボルボXC40の最新画像&日本発売は2018年か!オシャレSUV!
目次
ボルボのXC60の値引き方法については以下の記事にまとめてあるので、宜しければご覧下さいm(_ _)m
XC60がフルモデルチェンジ!デザイン、スペック最新情報
エクステリア
XC60のエクステリアはボディラインこそ定番のSUVフォルムですが、お顔は現行の柔らかいフロントマスク&ヘッドランプから一転して鋭い目つきになり、最新車種であることが分かります。
現行XC90のお顔はソックリですね。
真正面から見ると迫力は更にまして格好良いです!
デイライトは北欧神話に登場するトールハンマーをモチーフとしており、遊び心あふれるデザインに。
こちらはジュネーブモーターショーで公開されたバースティングブルーメタリックというボディーカラーのXC60.
ボルボのSUVラインナップでは中間に位置するモデルですが、日本の道路状況を考えると大きさを感じるかもしれません。
マフラーはSUVでありながら左右2本出しで拘りを感じます。
テールランプはXC90,V90などでも採用された独特の形状を持ったデザインに。
インテリア
北欧スウェーデン車ということで内装はかなりオシャレな仕上がりです。
艶消しのナチュラルなウッドパネルを採用するなど、落ち着いていながらも高級感は凄く感じられます。
センターにはipadを思わせる大型のタッチスクリーンを配置しており、カーナビゲーションの他にオーディオやエアコンといった機能も集約。
シートは人間工学を基に開発された長時間でも疲れにくい形状。
ホールド性も良く輸入車メーカーの中でも特に優れています。
メーターにはTFT液晶ディスプレイを配置。
こちらはインテリアの全貌が分かる動画で、スイッチ類1つ1つをとっても細かな仕事がされいることが分かります。
エンジンはディーゼル、ターボ、PHVなど
パワートレインは5種類がラインナップされるようです。
- T8:直列4気筒+プラグインハイブリッド
- T6:直列4気筒+スーパーチャージャー
- T5:直列4気筒+ターボ
- D5:直列4気筒ディーゼル
- D4:直列4気筒ディーゼル
T6 AWD[ガソリンエンジン]
ターボチャージャーとスーパーチャージャーの2つの過給機を持ち、Drive-Eガソリンエンジンの最高峰に位置するT6。低回転域ではスーパーチャージャーが優れたアクセルレスポンスでトルクを増大し、中回転域ではスーパーチャージャーとターボチャージャーが連携、高回転域ではターボチャージャーが効率よく出力を向上させ、全回転域で一層の性能向上を図っています。最高出力225kW(306ps)/5,700rpm、最大トルク400N(40.8kgm)/2,100rpm-4,500rpm。
T5 AWD[ガソリンエンジン]
高回転域の優れたレスポンスと伸びやかなドライビングフィールが特徴のハイパフォーマンス2.0リッター4気筒直噴ガソリンターボエンジンです。最高出力180kW(245ps)、最大トルク350Nmを発生。1,500rpmから4,800rpmの幅広い回転域で最大トルクを発生、パドルシフト採用の8速ギアトロニック付オートマチック・トランスミッションとAWDとの組み合わせにより、なめらかでパワフルな走りが体感できます。
D4[ディーゼルエンジン]
最大2,500barの高圧で燃料を噴射するコモンレール方式の燃料噴射装置に加え、応答性に優れる小型ターボチャージャーと高出力を得られる大型ターボチャージャー、ふたつを組み合わせた2ステージターボチャージャーを採用し、低回転域から瞬発力のある力強いパフォーマンスを達成。最高出力は140kW(190ps)、最大トルクは400Nmを発生。また、各シリンダーのインジェクター内部に搭載した高精度の圧力センサーによって正確なタイミングで燃料を噴射できるように自動調整する革新技術の「i-ART」※を採用し、シリンダーごとの燃焼サイクルに最適な燃料噴射を行うことで、優れた燃費性能と環境負荷の低減を実現しました。
出典:http://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc60/lineup
燃費は20.0km/l行くか!?
燃費数値に関しては明らかではありませんので、参考までに現行XC60のカタログ燃費を紹介します。
- D4(ディーゼル):18.6km/L
- T5 AWD:11.0km/L
- T6 AWD:12.3km/L
T5,T6は四輪駆動(AWD)モデルということもあり数値だけを見ると高燃費ではありませんが、二駆のディーゼルエンジンであるD4モデルはSUVとしては驚異の18.6km/Lを叩き出しています。
新型モデルでは更に燃費が上回ることが予想されていますので、もしかしたら20.0km/Lという大台に乗せてくるかもしれません!?
プラットフォームはSPAを採用
XC60はボルボのフラッグシップモデルXC90,S90,V90で採用されている新開発のプラットフォームであるSPA(Scalable Product Architecture)を採用します。
SPAは、ボルボ・カーズが2010年に開始した、110億ドル(約1兆円)もの投資による構造改革から生み出されたプラットフォームで、最新の自動運転テクノロジーに対応するよう、当初から準備がされていました。また、次世代の電気自動車や、コネクティビティ開発にも対応できるよう設計されています。これらの将来の変化に対応できる可能性にUberが着目しました。
出典:http://www.volvocars.com/jp/about/our-company/press-release/2016/20160819
変速方式は8速のトルクコンバーター式のオートマチックトランスミッションを全パワートレインに組み合わせます。
コンパクトなXC40は7速のデュアルクラッチ方式を予定しているようですが、プラットフォームもCMA(Compact Modular Architecture)と違いがあります。
駆動方式はFFはメインとなり、SUVではありますが4WDモデルはグレードによって提供されます。
安全装備も充実
ボルボと言えば安全装備の充実ですが、車線逸脱警報、自動ブレーキ、クルコンの他にもドライバーの疲労検知システムや道路標識認識システムなども装備。
- ブラインドスポットインフォメーションシステム
- レーンチェーンジマージエイド
- レーンデパーチャーウォーニング
- ドライバーアラートコンロトール
- アダプティブクルーズコントロール
- クロストラフィックアラート
- ロードサインインフォメーション
- フルアクティブハイビーム
- リアビューカメラ
自動ブレーキは標準装備です!
少し余談ですがドミニカのボルボディーラーにて、1つ前の世代であるXC60の自動ブレーキシステムを説明する営業マンの動画。
車の素晴らしさを伝えたかったのか自らが歩行者役となり、本当に効くことを証明するみたい。
そして予想がつくと思いますが結末はというと。。。
※ハプニング動画ですので心臓の弱い人は閲覧注意。
人を検知してから逆に加速しているんじゃないかってぐらいの勢いで、笑えないレベルの事故となってます。
営業マンも一切逃げる素振りも無かったですし、本当に信頼してるんだなってことは伝わりましたが思いっきりぶつけられています。
動画を見てしまうとボルボは信用ならない!って誰しもが思いますけど、ドミニカで販売されているXC60だと自動ブレーキはオプション扱いでこの車両にはそもそも搭載されていなかったのです。
もう1度言いますが、日本で売られてるXC60は全グレードで標準装備なので安心です!かといって、人間相手に試すのはやめてくださいね。
お値段は600万からか
現行の初代XC60の日本での発売価格は5,990,000円[税込]~7,190,000円[税込]となっていることから、600万円以上なのはほぼ確実です。
ただボルボは女性が大好きな北欧ブランドということで、もし車購入にお嫁さんの許可がいる家庭の場合でも交渉はしやすいのかなと思います(笑)
⇒嫁に車購入を反対されたときの交渉方法5選!旦那さん必見!?
外車といえば故障も気になりますがボルボはアメリカでの調査ですが、日産車とほぼ同じ故障率となっているので安心安全に乗れると言えるでしょう。
日本での売り上げが好調なことから正規ディーラーも増えていますし、ドイツブランドと同じ感覚で乗れてしまいます。
⇒世界車メーカー別故障率ランキング!ポルシェが最も壊れない!
発売は2017年後半
記事の冒頭にも紹介しましたが2017年4月から生産が開始され欧州では春から販売が開始。
日本へは同時導入とはならないようですが、2017年内には正規ディーラーでラインナップされる可能性は高いと言えます。
早ければ夏のボーナス商戦に合わせてくるかもしれませんので、興味のある方はぜひボルボディーラーまで足を運んで最新情報をチェックしてみてください!
ボルボのXC60の値引き方法については以下の記事にまとめてあるので、宜しければご覧下さいm(_ _)m
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