メルセデスベンツCクラス、アウディA4のフルモデルチェンジが実施されたなかで、BMW3シリーズの現行F30モデルは2012年に発売を開始してから5年が経過しています。
マイナーチェンジや1.5Lターボエンジンを積んだ318iを導入するなど、正式にフルモデルチェンジの予定があるわけではありませんが開発されているのは間違いないようです。
テスト車両画像や予想イメーズ図などの情報が少しずつ出てきているので、今回は次期新型3シリーズについての最新情報をまとめていきます。
目次
次期BMW3シリーズ(G20)のフルモデルチェンジと予想スペックまとめ
エクステリアデザイン
ドイツのAutoBild誌のホームページで紹介されていた予新型3シリーズのイメージ画像です。
BMWお馴染みのキドニーグリル、そしてヘッドランプにかけて直線的でメリハリのあるデザイン形状になっています。
またフロントバンパーやボンネット、サイドスカートなどエアロパーツにおいても直線状のラインが入っており、明らかに現行モデルとは違うティテールが施されていますね。

サイドから見たデザイン図だとセダンのボディ形状は残しながらもルーフラインはクーペっぽくなっており、3シリーズグランツーリスモやアウディA5、A7スポーツバックに近いですね。

リアデザインは最近のBMW車種と同じようなテールランプを採用。
マフラーは左右2本出しとなっており格好良いのですが、これは340i(V6エンジン?)だからこそなのでしょうか。

こちらも同じような予想イメージですが、共通しているのはヘッドランプの薄目化ですね。
どちらにしても現行F30より洗練されスタイリッシュなデザインになっており、新型が発売された暁にはF30モデルは一気に古く感じてしまうかもしれません。

インテリア、メーターが液晶化!
内装画像は次期3シリーズと思われるのを紹介します。
基本的なコックピット、インパネは変わりありませんがスピードメーター、タコメーターのメーターが液晶化されることになりそうです。
メモリ部分は従来のアナログ文字盤を採用していますが、針はインフォメーションディスプレイと一体化!ポルシェとBMWは走りに力を入れているからメーター類はアナログのままだろうという人もいましたが、BMWとポルシェともに完全フルディスプレイとはいかないまでも、徐々に他社と足並みをそろえてきています。

その他にもヘッドアップディスプレイ、iDrive&タッチスクリーン、自動運転システム、ジェスチャーコントロールなどなど現在の7シリーズに使われている最新テクノロジーを載せてくるようです。

ドアの内側画像ですが、ここについては大きな特徴はありませんね。
ただボディの静粛性、剛性を高めるためにゴム素材、パッキン類などは現在使われているものより質を高めて最大のライバルであるCクラス、A4に対抗していく模様。
どうしても同じDセグメントとして比較の対象とされますから、避けて通ることができない問題ですね。
テスト車両の最新画像
エクステリア画像についてはインテリアのように、はっきりと捉えた画像はありませんがカモフラージュされたテスト車両は既に走っているところを目撃されています。
こちらが次期3シリーズのテスト車両のようですが、この画像を見る限りヘッドランプは一緒に写っている4代目のE46型にそっくりな気もします。。。予想されている薄目ヘッドランプのようには見えませんね。

リアからの画像ではテールランプの一部分を確認することができます。
最近の2灯フェラーリのような雰囲気を醸し出していますが。。。

エンジンは1.5Lターボとプラグインハイブリッドモデル用意か
BMWといえば直6シルキーシックス!だったのも今は昔で次期3シリーズは、現行F30の318iに積まれている1.5L+ターボエンジンとプラグインハイブリッド(PHV)、そしてクリーンディーゼルエンジンがラインナップされるようです。
現行でも340iというグレードで2997ccの直6+ターボはあるので、直6が無くなる可能性はないと思いますがどうなるでしょうか。
M3などに限定してラインナップされる可能性は無きにしもあらずかもしれません。
直列3気筒1.5L+ターボ
- エンジン:1.5ℓ直列3気筒ツインパワー・ターボ
- 最高出力:100kW(136ps)/ 4,400rpm
- 最大トルク:220Nm(22.4kgm)/ 1,250-4,300rpm
- 燃費:17.2km/L

ニューBMW 318i セダンに搭載された1.5ℓ直列3気筒BMW ツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンには、数々の最先端技術が凝縮され、心躍る走行性能を発揮するだけではなく、優れた効率を実現しています。
高効率でコンパクトな排気量のエンジンに、BMWが誇る革新的なターボ・テクノロジーと、吸排気効率を極限まで高めるバルブトロニック、ダブルVANOSを組み合わせることで、2ℓ自然吸気エンジンを凌駕する* 最大トルクを広い回転域で発揮。
高圧の燃料を燃焼室内に直接噴射する高精度ダイレクト・インジェクション・システムが、俊敏なレスポンスであなたの走りに応えます。
出典:http://www.bmw.co.jp/ja/all-models/3-series/sedan/2015/318i.html
プラットフォームはCLARで-130kgの軽量化
最新のX1や2シリーズアクティブツアラーではFF(前輪駆動)を採用しているように、BMWといえばFR(後輪駆動)という時代では無くなりつつありますが、次期3シリーズはFRのシャーシ、プラットフォームである「CLAR」を採用します。
このCLARは既に7シリーズ(G11)で使われており、従来モデル(F01)より-130kgものボディ軽量化に成功しています。
CFRP(カーボンファイバー)という素材を多用、剛性そのままに軽量化できたということで、駆け抜ける喜びが倍増することでしょう!
ボディサイズは大型化?車幅1800mm越か
現行3シリーズは車幅が1800mm丁度ということで日本の狭い道路事情でも扱いやすいサイズとなっていますが、次期モデルでは大型化する可能性も!
F30のボディサイズ:全長×全幅×全高:4645×1800×1440mm

価格は400万~600万
日本での発売価格としては400万~600万あたりになりそうです。
2016年に追加された1.5Lターボの318iが4,090,000円~とお買い得な価格で販売されていることを考えると同じエンジンを積むグレードであれば、ほぼ同価格帯を付けてくるのではないでしょうか?
参考までに2017年1月現在のCクラス、A4の価格も紹介しておきます。
- メルセデスベンツCクラス(C180):4,360,000円~
- アウディA4(1.4TFSI):4,470,000円~
発売日は2018年か
カモフラージュこそされていますがテスト車両が目撃されているなど、開発が進んでいることは間違いないであろう次期3シリーズ!
2017年後半あたりに発表され、実際の発売は2018年以降となることが予想されています。
世界的にも1つの指標となる影響力を持つ3シリーズですし、BMWが全力を尽くして作ってくることは間違いありません!
BMW1500
最後に3シリーズの原点!?ともいえるBMW1600の動画を紹介。
六本木のカローラとまで言われるぐらい、日本でよく見かけるBMW3シリーズの原点とも言える車種がBMW1500です。
第二次世界大戦後に新しい車のジャンルを!という意味を込めてノイエ・クラッセ(Neue Klasse)(新しいクラス)というコードネームのもと1962年から64年まで生産されていました。
1500の後継として出たのがBMW1600。
1964年から66年までに9,728台が生産され、その後、1600、1800、2000と受け継がれ1975年に初めて3シリーズ(E21)が誕生しました。
60年前の車とは思えないぐらい調子が良さそうな1600!
形状こそ変わってきていますが、キドニーグリルはこの時代から採用されています。
現行のF30にお乗りの方はも60年後まで乗り続けみてはいかがでしょうか?
今回の動画のように、また違った味わいを見ることができるかもしれません。
車を乗り換えたい方へ!私は車を乗り換えたいときや車検前には無料一括査定サイトを利用して買い取り相場を調べています。
ネットの一括査定を使うと簡単に相場額を調べることができますし、ディーラーの査定額より高く買い取ってくれますからね!
私のキューブの場合だとディーラーより「20万円」も高くなりました。
より価格が高いクラウンは「65万円」も差が付いたという実例もあります。
最大10社の買取専門店が査定をしてくれるので今は売る気が無い人でもビックリするほど高く売れることが分かって買替を検討する人が多いです。
あなたの愛車の本当の価値を知りたい、車を高く売って乗り換えたい人は1分のカンタン入力で依頼できる
⇒【無料・スマホOK】車査定比較.comを利用してみてはどうでしょうか?
軽自動車、普通車、輸入車までどんな車でもOK!3月は乗換が増える時期なので高額査定を期待できます!