イタリアのアルファロメオが1927年から1954年まで生産していたアルファロメオ6Cを2020年に復活させます。
アルファロメオはジュリエッタ、ジュリアなど往年の名車を復活させており、6Cもこの流れに続きます。
2018年からはF1に復帰するなどブランド復権を目指すアルファロメオにとってスポーツカーである6Cには大きな期待が集まりますね。
今回は歴代モデルの紹介、そして新型の予想デザインやスペックなど最新情報のまとめです!
目次
歴代モデル
6c 1500
アルファロメオ6Cの初代モデルは6C 1500で1927年から1929年まで発売されたモデル
1500とはエンジン排気量の1.5L≒1487ccを意味します。
トランスミッションは4速MT
6C 1750
1929年から1933年まで発売されたのが6C 1750。
エンジンは1.5Lから直列6気筒の1.75L≒1752ccにパワーアップ
6C 1900
1933年の1年だけ作られたのが6C 1900。
少しずつパワーアップしていて、このモデルは1917ccです。
6C 2300
1934年から1937年に作られたモデルでは2000ccを超えて2309ccと大きくパワーアップ!
1934年にイタリアの国有企業となりプラットフォームからエンジンまで大幅な見直しを行い、デザインも当時としては最先端を走っていました。
1938年から1952年まで発売された6C 2500は今の乗用車と同じようなスタイルになり現代的な車へとまた一歩近づきました。
しかし第二次世界大戦の影響もあり販売年数は長いものの、途中で生産されない期間もあり台数としては少ない希少車です。
6C 3000
3L直6エンジンになった3000ですが市販化は見送られレーシングカーとして活躍したモデル。
新型アルファロメオ6C!6気筒の本格スポーツカー!
そして2020年に復活予定の新型6Cの予想デザインがこちら。
予想デザイン画像
アルファロメオの4Cや8Cに比べると比較的大人しいデザインでヘッドランプは流行している薄目型。
スタイル的には綺麗な2ドアクーペ。
ジャガーFタイプや新型アルピーヌ・A110のようなリアデザイン、ディフューザーを装備。
リアをジュリアに寄せた6Cの予想イラストはロングノーズショートデッキの綺麗なクーペ。
facebookで話題になっている予想イラストではサイドに設けられた大きなエアインテークが特徴的
スペック
6Cのライバルとされているのはポルシェ911、ジャガーFタイプ、BMWのM4といったスポーツカーで、スペックも同等以上に仕上げてくることでしょう。
ジュリアのハイパフォーマンスモデルであるクアドリフォリオは、ニュルブルクリンク北コースで2016年当時ですが4ドアセダン最速のタイム「7分32秒」を記録しており、メルセデスAMGやBWWのMシリーズをも上回っておりスペック面ではかなり期待できるでしょう。
ジュリア・クアドリフォリオ
- エンジン:V型6気筒+ツインターボ
- 総排気量:2891cc
- 最高出力:510ps(375kW)/6500rpm
- 最大トルク:61.2kg・m(600N・m)/2550rpm
6Cのエンジンは上記のジュリア・クアドリフォリオに積まれるV6ツインターボを採用する可能性が高く、車両重量も軽く空力性能も高くなる2ドアクーペですから走りはかなり楽しく爽快な物になります。
エンジンは同じフィアットグループのフェラーリと共同開発されたもの。
じゃじゃ馬
ただジュリア・クアドリフォリオはあまりの性能で一般人が扱える代物ではありません。
2017年10月4日から日本でも発売されているクアドリフォリオですが、2017年内だけで試乗中の事故が3件もありました。
レースモードで走ったことが原因のようですが、試乗車としても数は少ないでしょうし割合にしたらかなり高いでしょう。
まあ、いずれにしても走りが楽しい車であることは間違いありません。
価格は1000万クラス
6Cの価格はエンジンスペックやライバル車種から予想すると1000万円は超えるものとみられます。
ただジュリアのように2.0L直4+ターボのモデル、オールアルミ製の2.2Lのディーゼルがラインナップされるなら600万円あたりになるでしょう。
発売は2020年
アルファロメオはジュリアに加えて2020年までに7車種をラインナップに加えることを目標にしています。
- ジュリアより大きいセダン(Eクラス、5シリーズ相当)
- ジュリエッタ後継のハッチバック
- 6Cの復活
- 4Cの後継スポーツカー
- SUVのステルヴィオ
- X5、GLE相当の大型SUV
- プラグインハイブリッド車種
計画通りに進むかはジュリアの売れ行き次第といったところですが、アルファロメオが大きな変革を遂げるのは間違いありません、
この7車種で最も発売が早いのはSUVのステルヴィオで、既に日本でも公開されています。
今後に期待
日本では独特の加速音を生むツインスパークエンジンを積んだスポーティーな147や156が人気を得ましたが、これ以降ミトやジュリエッタなど落ち着いたハッチバックがメインになっています。
ミドルサイズセダンの159や2ドアハッチバックのブレラはコアなファンはいるものの商業的に成功したとは言いづらい車。
FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)ジャパンは2018年内に全国60店舗までディーラー網を増やし、アルファロメオの車種だけを扱うようになります。
今はフィアット、アバルトも取り扱っているところがほとんどですけどね。
ディーラー網の再整備計画からしてアルファロメオの車種が続々と投入されるはず!?です。
6C以外の車種情報も楽しみに待ちましょう!
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