2011年から発売されているコンパクトSUVのアウディQ3ですが発売から7年以上が経過しており、2019年を目安に初めてのフルモデルチェンジが行われます。
日本の道路では大きすぎる外車SUVが多い中でQ3は扱いやすい部類に入り人気の車種。
次期モデルの開発が始まっており、テスト車両や開発状況など最新まとめです!
目次
次期型アウディQ3、コンパクトSUVの最新まとめ
エクステリア
Q3は市販化に向けてテスト走行を始めています。
ボディはカモフラージュされていますがスタイルは、はっきりと分かります。
ルーフラインはややリアに向けて下がっておりスポーティーな印象。
テールランプの形状も分かりますね。
冬季、雪上のテスト走行も行われており、こちらの画像ではヘッドランプ、デイライトLEDの光り方がチェックできます。
はっきりとテールランプが分かるリア画像!
ランプ類はフルLEDになる模様。
インテリアはQ5と同等
初代Q3のインテリアは古い設計、デザインとなっており、現行の5代目A4や2代目Q5と比較するとその差が際立ちます。
次期モデルでのインテリアはアウディ最新モデルに追従するのは間違いありません。
最も近いのは2代目Q5。
ダッシュボード下部やセンターコンソールに使われているパネルは木目調の他に真っ白で清潔感のあるパネルなど数種類を揃えています。
ATセレクターとインフォテインメントシステムを操作できるMMIタッチ。
アウディでは定番となったバーチャルコックピット、アウディコネクト、スマートフォンインターフェイスといった最新デバイスを採用。
エアコン、シートヒーター、ベンチレーションなどのボタンが配置された操作部。
文字のフォントがおしゃれですね。
1周り大きいQ5の後部座席ですが、基本的にはQ3も同じような感じになるでしょう。
車のタイプもメーカーも違いますがメルセデスベンツのAクラスのインテリアがエントリーモデルながら、最新デバイスを搭載して高級感のあるものに仕上げました。
アウディでも新型A7のようなインテリアが各モデルで採用されると嬉しいですけどね。
次期Q3ではデュアルタッチディスプレイを採用したA7タイプではなく、あくまでもA4ベースのインテリアになります。
マイナーチェンジで採用されることを期待しましょう!
エンジンはA3と同じか
エンジンは現行のA3スポーツバックと同じく3種類のダウンサイジングターボがラインナップされるでしょう。
アウディは日本向けにディーゼルエンジン(TDI)を見送ってきましたが、アウディ・ジャパンの斎藤徹社長が2018年から発売することを明言しています。
2代目Q3では今までドイツ、ヨーロッパ市場向けだったディーゼルが日本の正規輸入車にも積まれるかもしれません。
エンジンは全て直列4気筒+ターボ
1.4TFSI
- 総排気量:1394cc
- 最高出力:122ps(90kW)/5000~6000rpm
- 最大トルク:20.4kg・m(200N・m)/1400~4000rpm
1.8TFSI
- 総排気量:1798cc
- 最高出力:180ps(132kW)/4500~6200rpm
- 最大トルク:28.6kg・m(280N・m)/1350~4500rpm
2.0TFSI
- 総排気量:1984cc
- 最高出力:190ps(140kW)/4180~6000rpm
- 最大トルク:32.6kg・m(320N・m)/1500~4180rpm
RSモデル
ハイパフォーマンスモデルでアウディ子会社のアウディスポーツ(Audi Sport GmbH)が手掛けるRS Q3も期待されます。
エンジンは2~2.5L部門で8年連続「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」を受賞している5気筒の2.5ℓTFSIが引き続き採用されます。
チューニングやトランスミッション等の見直しによりパワーアップすることは間違いなく400ps以上の最高出力を目指します。
初代RS Q3のエンジンスペック
- エンジン:直列5気筒+ターボ
- 総排気量:2480cc
- 最高出力:340ps(250kW)/5300~6800rpm
- 最大トルク:45.9kg・m(450N・m)/1600~5300rpm
プラグインハイブリッド、EV
ドイツでは2030年までにガソリン燃料車の販売を禁止する方針で、各メーカーはプラグインハイブリッドや電気自動車の開発に力を入れています。
日本車では数が少ないプラグインハイブリッドですが、ドイツメーカーでは様々な車種で作られており日本にも多数正規輸入されています。
次期Q3でもプラグインHV、そして100%電気モーターで走るEV車を開発しており、プラットフォームを共有しているアウディA3・e-tron、ゴルフGTEと同じシステムを使うことになるでしょう。
アウディジャパンで正規販売しているA3スポーツバック・e-tronはJC08モードで燃費23.3km/lを達成しており、EV走行だけでも52.8km走ることができます。
近い距離での通勤や買い物ならフル充電してEV走行だけでも往復できるので、カタログ燃費以上の経済性を実感できるでしょう。
またエアコンにはタイマー機能が付いており夏や冬に車内に乗り込む前に快適な温度設定にしておくことも可能。
エンジンを掛けずエアコンが使えるのは大容量のリチウムイオンバッテリーから電力供給されるためで、プラグインハイブリッドの隠れたメリット!
アウディの他にもベンツやBMWでもプラグインハイブリッド車種が数多くラインナップされていますが、営業トークとして燃費&経済性、静粛性の他にエアコンのタイマー、遠隔機能も鉄板だそうです。
充電ポートはシングルフレームグリルのフォーリングスエンブレムを横にスライドさせると現れます。
他車メーカーだと給油口とは別に充電ポートが設置してありますが、アウディはエンブレムの下で少しおしゃれ!
ボディサイズは大きく
コンパクトSUVのQ3ですがボディサイズは1周り大きくなります。
現行の初代Q3
- 全長×車幅×車高:4400×1830×1595mm
- ホイールベース:2605mm
そして2代目モデルは全長が+60mm、車幅が+50mm、ホイールベースは+50mm拡張。
車幅が50mm拡大されて1880mmとなるのは日本ではマイナスかもしれませんが、室内空間はもちろん広がります。
プラットフォームはMQB
プラットフォームはVWグループが開発したFF、4WDで使用できるタイプ。
フォルクスワーゲンではゴルフ、トゥーラン、パサートなどハッチバックからミニバンなどほとんどの車種で採用。
アウディでもA3、Q2、TTなどで既に採用されています。
MQBとはドイツ語でモジュールキットを意味する「Modulare Quer Baukasten」の頭文字をとったもので、英語で表現すると「Modular Transverse Matrix(モジュラー・トランスバース・マトリックス)」となる。
従来、プラットフォームはセグメントごとに開発・生産されてきたが、MQBはセグメントの枠を超えて共通部品を増やし、生産コストと車両価格の抑制、主要技術の共有、そして最高水準の強度の確保を実現させることを目的に開発された。
MQBの特徴のひとつとして、すべてのエンジンを同じ位置に搭載出来ることが挙げられる。 動力源はこの戦略によって「モジュラー ガソリン エンジン システム(MOB)」「モジュラー ディーゼル エンジン システム(MDB)」の2種類に大別されるが、そのすべてを同じ搭載位置とすることで、エンジンやギアボックスのバリエーションが約90 %削減可能となる。
Audi Safety & Driver Assistance(安全装備)
安全装備も充実します。
輸入車メーカーの安全装備はテレビCMで次々に紹介される国産メーカーとは違って、あまり知られていませんが国産メーカーと同等以上の性能を誇ります!
リヤクロストラフィックアシスト
後方に備えられたセンサーにより後退出庫時に危険を感知した場合、ディスプレイ表示や警告音、ブレーキペダルの振動によりドライバーに注意を促します。
小型SUVですが車幅も大きくなり後方の死角が多いQ3にとってはありがたい機能。
アダプティブクルーズコントロール
今や定番とも言える装備の前方車両追従式のクルーズコントロール
アウディでは0km/h-250km/hもの車速帯に対応しています!
日本車だと車種によりますが80~100km/hまでの最高速度設定が多い中で、アウディなど輸入車ブランドは200km/h以上でも付いていってくれます。
もちろん公道で使うときはありませんけどね。
トラフィックジャムアシスト
自動運転機能に近いトラフィックジャムアシストは0km/h~65km/hの速度なら前方車両への追従に加え停止動作、左右車両や車線の検知を行い、必要であればステアリング操作も自動制御されます。
アクティブレーンアシスト
65km/hまでしか対応していないトラフィックジャムアシストですが、65km/h以上の速度になるとアクティブレーンアシストと名前を変えて似た機能を維持します!
路上の車線を検知してウインカーランプを出さないままの変更や意図せぬふらつきを検知すると、警告を発すると同時に自動ステアリング制御が働き元の車線に戻してくれます。
250km/hまで対応しており日本の高速道路では持て余す性能。
SUVでアイポイントが高くて疲れにくく、遠出にも向いているQ3にとってはピッタリの機能。
プレセンスシティ
アウディの自動ブレーキシステムの名称は「アウディプレセンスシティ」
車両前方に取り付けられたカメラとセンサーのデュアルシステムにより、周囲の車両や歩行者、障害物へ衝突の危険性を検知するとディスプレイ表示と音による警告。
必要に応じて自動ブレーキ、ステアリング制御により万が一の事故を防ぎます。
時速は85km/hまで対応。
乗り出し価格は450万
現在のQ3は1.4TFSIというベースグレードは3,690,000円~というお値打ち設定。
次期型でも定価としては400万円以内に抑えて、諸経費を入れ乗り出し価格は450万円ほどになりそうです。
2019年に発売へ
Q3は2018年中に正式に発表され市販化は2019年になる模様です。
日本への正規輸入開始も2019年内に行われるでしょう。
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